NSSnapshotApplications (Transact-SQL)
アプリケーション スナップショット レポートを生成します。このレポートには、インスタンスでホストされているすべてのアプリケーションの現在の状態を示す情報が含まれます。
構文
[ schema_name . ] NSSnapshotApplications
結果セット
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
ApplicationName |
nvarchar(255) |
アプリケーションの名前。 |
ApplicationActivationState |
nvarchar(255) |
アプリケーションのアクティブ化の状態。有効または無効のいずれかです。 |
GeneratorActivationState |
nvarchar(255) |
アプリケーションのジェネレータ コンポーネントのアクティブ状態。有効、有効保留、無効、無効保留のいずれかです。 |
QuantumsBehind |
int |
ジェネレータの処理が遅れているクォンタム期間の数。この値は、既に経過したがまだ処理が開始されていないクォンタム期間の数を示します。 たとえば、クォンタム期間が 5 秒で、QuantumsBehind の値が 2 の場合、最後のクォンタムが処理されてから 10 ~ 15 秒が経過しています。 |
GeneratorSystemName |
nvarchar(255) |
ジェネレータ サービスを実行しているコンピュータ システムの名前。 |
NotificationClassName |
nvarchar(255) |
アプリケーション内の通知クラスの名前。 |
LastTimeNotificationBatchGenerated |
datetime |
通知クラスに対して生成される最後の通知バッチの日時。 |
SecondsSinceNotificationBatchGenerated |
int |
最後の通知バッチが生成されてからの経過時間 (秒単位)。 |
LastNotificationBatchNotificationCount |
bigint |
最後のバッチに生成された通知クラスの通知の数。 |
LastTimeNotificationBatchDistributed |
datetime |
最後の通知バッチが配信処理された日時。 |
SecondsSinceNotificationBatchDistributed |
int |
通知バッチが配信処理されてからの経過時間 (秒単位)。 |
VacuumerSystemName |
nvarchar(255) |
Vacuumer サービスを実行しているコンピュータ システムの名前。 |
LastTimeVacuumingOccurred |
datetime |
通知とイベントの Vacuumer 処理が最後に正常に行われた日時。 |
SecondsSinceLastVacuum |
int |
Vacuumer 処理が行われてからの経過時間 (秒単位)。 |
LastTimeVacuumEventCount |
bigint |
最後に Vacuumer 処理されたイベントの数。 |
LastTimeVacuumNotificationCount |
bigint |
最後に Vacuumer 処理された通知の数。 |
SubscriberActivationState |
nvarchar(255) |
サブスクライバ API のアクティブ状態。有効または無効のいずれかです。 |
LastTimeSubscriberAdded |
datetime |
最新のサブスクライバがインスタンスに追加された日時。 |
SecondsSinceSubscriberAdded |
int |
最新のサブスクライバがインスタンスに追加されてからの経過時間 (秒単位)。 |
解説
Microsoft SQL Server Notification Services でインスタンスを作成すると、インスタンス データベース内に NSSnapshotApplications ストアド プロシージャが作成されます。インスタンスを更新すると、Notification Services ではストアド プロシージャが再コンパイルされます。
このストアド プロシージャは、インスタンス構成ファイル (ICF) の要素 SchemaName で指定される、インスタンス スキーマ内に格納されます。スキーマ名が指定されない場合、既定のスキーマ dbo が使用されます。
結果セットは、まず ApplicationName の値で並べ替えられ、次に NotificationClassName の値で並べ替えられます。
権限
既定では、NSAnalysis データベース ロール、db_owner 固定データベース ロール、および sysadmin 固定サーバー ロールのメンバに実行権限が与えられています。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
例
次の例では、インスタンスがホストしているすべてのアプリケーションを対象に、アプリケーション スナップショット レポートを生成します。インスタンスでは、既定のデータベース設定が使用されます。この設定では、すべてのインスタンス オブジェクトが dbo スキーマに格納されます。
EXEC dbo.NSSnapshotApplications;
参照
関連項目
Notification Services ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
その他の技術情報
Notification Services パフォーマンス レポート
SchemaName 要素 (ICF)