CHECK 制約作成時に既存のデータを確認する方法 (Visual Database Tools)
CHECK 制約を作成するとき、CHECK 制約を新しいデータにだけ適用するか、既存のデータにも適用するかをオプションで設定できます。既存のデータが新しい CHECK 制約を満たしていることが判明している場合、または制約の作成時以降に制約を適用することがビジネス ルールによって定められている場合は、新しいデータだけに制約を適用するオプションを使用すると便利です。
たとえば、以前 5 桁の数値に限定していた郵便番号を新しいデータでは 9 桁に変更するものとします。その場合、古い 5 桁の郵便番号データを新しい 9 桁の郵便番号データと共存させることができます。
CHECK 制約作成時に既存のデータを確認するには
データベース ダイアグラムで、制約を含むテーブルを右クリックし、ショートカット メニューの [制約のチェック] をクリックします。
または
制約を含むテーブルのテーブル デザイナを開き、テーブル デザイナの中を右クリックして、ショートカット メニューの [制約のチェック] をクリックします。
[選択された制約のチェック] ボックスの一覧で、制約をクリックします。
[作成時または再度有効化するときに既存データを確認] をクリックして、ドロップダウン リストの [はい] を選択します。
テーブルやデータベース ダイアグラムを保存すると、CHECK 制約が適用されます。保存時に制約違反がある場合は、テーブルを保存できません。