XML for Analysis への準拠 (XMLA)
XML for Analysis 1.1 仕様は、World Wide Web 上に存在するデータ ソースへのアクセスをサポートするオープン スタンダードを記述します。このトピックでは、Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) でサポートされる XML for Analysis 1.1 仕様への準拠レベルを詳しく説明します。
準拠項目
Analysis Services は、XML for Analysis 1.1 仕様にリストされたすべての必須項目に準拠しています。それに加えて、Analysis Services は XML for Analysis 1.1 仕様に記述された以下のオプション項目を実装しています。
項目 | 仕様 | 実装 |
---|---|---|
セッション サポート |
XML for Analysis 1.1 仕様の「Support for Statefulness in XML for Analysis」セクションに記載されている SOAP ヘッダー要素。 |
リストされているすべての SOAP ヘッダー要素は、仕様に記述されているとおりに Analysis Services でサポートされます。 |
拡張機能
Analysis Services は XML for Analysis 1.1 仕様の拡張機能として、次のような追加機能も提供します。
項目 | 仕様 | 実装 |
---|---|---|
プロトコル ネゴシエーション |
XML for Analysis 1.1 仕様には情報が含まれていません。 |
プロトコル機能のネゴシエーションをサポートするために、Analysis Services によって ProtocolCapabilities ヘッダー要素が追加されています。 |
Discover メソッドでサポートされる XML for Analysis (XMLA) コマンド |
以下のコマンドが XML for Analysis 1.1 仕様によってサポートされています。 |
以下のコマンドが Analysis Services によってサポートされています。
|
表形式の行セットでの列エラー |
XML for Analysis 1.1 仕様にはリストされていません。 |
Error 要素は、row 要素に含まれる列要素のエラーを報告するために、Analysis Services によって使用されます。 |
参照
その他の技術情報
XML for Analysis リファレンス (XMLA)