NSEventBatchList (Transact-SQL)
更新 : 2005 年 12 月 5 日
イベント プロバイダによってイベント クラスに送信されたイベント バッチを一覧表示します。
構文
[ schema_name ].NSEventBatchList
[ @ProviderName = ] 'event_provider_name',
[ @EventClassName = ] 'event_class_name'
引数
- [ @ProviderName = ] 'event_provider_name'
アプリケーションのイベント プロバイダの名前です。event_provider_name は nvarchar(255) であり、既定値はありません。
- [ @EventClassName = ] 'event_class_name'
アプリケーションのイベント クラスの名前です。event_class_name は nvarchar(255) であり、既定値はありません。
結果セット
NSQuantumList の結果セットは、QuantumId の値で並べ替えられます。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
ProviderName |
nvarchar(255) |
イベント バッチを送信したイベント プロバイダの名前です。 |
EventBatchId |
bigint |
イベント バッチの識別子です。 |
EventCount |
bigint |
イベント バッチに含まれているイベント数です。 |
StartCollectionTime |
datetime |
イベント バッチの収集が開始された協定世界時 (UTC) 単位の日付と時刻です。 |
EndCollectionTime |
datetime |
イベント バッチの収集が終了した日付と時刻 (UTC) です。 |
解説
イベントの到達と通知の配信をトラブルシューティングするには、イベント バッチ ID を NSEventBatchDetails などの別のストアド プロシージャへの入力として使用する必要が生じる場合があります。このストアド プロシージャは、特定のイベント プロバイダから特定のイベント クラスに送信されたイベントのイベント バッチ ID を一覧表示します。
イベント クラスに基づく名前のビューに直接イベントを挿入する場合、イベント プロバイダは NULL になり、このストアド プロシージャは使用できません。このビューには、単純にクエリを実行できます。
アプリケーションのインスタンスを作成したときに、NSEventBatchList ストアド プロシージャが、Notification Services によってアプリケーション データベース内で作成されます。アプリケーションを更新すると、Notification Services によってストアド プロシージャが再コンパイルされます。
このストアド プロシージャはアプリケーションのスキーマに存在します。アプリケーションのスキーマは、アプリケーションの SchemaName プロパティによって指定されます。スキーマ名が指定されていない場合の既定のスキーマは dbo です。
権限
既定では、NSAnalysis データベース ロール、db_owner 固定データベース ロール、および sysadmin 固定サーバー ロールに対して実行権限が与えられています。
戻り値
成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。
例
次の例では、Notification Services のチュートリアル サンプルで NSEventBatchList ストアド プロシージャを実行する方法を示しています。
EXEC NSEventBatchList N'WeatherSPEventProvider', N'WeatherData';
参照
関連項目
<EventClassName> ビュー
NSEventBatchDetails (Transact-SQL)
Notification Services ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
NSEventBatchDetails (Transact-SQL)
その他の技術情報
ヘルプおよび情報
変更履歴
リリース | 履歴 |
---|---|
2005 年 12 月 5 日 |
|