STDEVP (Transact-SQL)
指定された式のすべての値を母集団として標準偏差を返します。後に OVER 句が続く場合があります。
構文
STDEVP ( [ ALL | DISTINCT ] expression )
引数
- ALL
すべての値に関数が適用されます。ALL が既定値です。
- DISTINCT
重複する値は 1 つだけが処理されます。
- expression
数値式です。集計関数とサブクエリは指定できません。expression には、bit 型を除く、真数型または概数型の式を指定します。
戻り値の型
float
解説
SELECT ステートメントの中のすべての項目に対して STDEVP を使用すると、結果セット内のすべての値が計算に含まれます。STDEVP は、数値型列に対して使用できます。NULL 値は無視されます。
例
この例では、SalesPerson
テーブル内のすべてのボーナス額を母集団として標準偏差を返します。
USE AdventureWorks;
GO
SELECT STDEVP(Bonus)
FROM Sales.SalesPerson;
GO
参照
関連項目
集計関数 (Transact-SQL)
OVER 句 (Transact-SQL)