OLAP のプロパティ
Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) では、次の表に示す OLAP サーバー プロパティがサポートされています。Analysis Services のインスタンスに関してこれらのプロパティを表示または変更するには、SQL Server Management Studio で Analysis Services インスタンスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
メモリ
- DefaultPageSizeForData
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DefaultPageSizeForDataHeader
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DefaultPageSizeForIndex
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DefaultPageSizeForIndexHeader
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DefaultPageSizeForString
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DefaultPageSizeForHash
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DefaultPageSizeForProp
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
レイジー処理
- Enabled
レイジー集計処理が有効かどうかを示すブール型プロパティです。
- SleepIntervalSecs
保留中のレイジー処理ジョブがあるかどうかをサーバーが確認する間隔を秒単位で定義する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。
MaxCPUUsage
レイジー処理の最大 CPU 使用量を比率として定義する、符号付き 64 ビット倍精度浮動小数点数のプロパティです。サーバーは、スナップショットに基づいて平均 CPU 使用量を監視します。CPU が瞬間的にこのしきい値を超えるのは正常な動作です。このプロパティの既定値は 0.5 であり、CPU の最大 50% がレイジー処理に充てられることを示します。
- MaxObjectsInParallel
並列レイジー処理を実行できるパーティションの最大数を指定する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。
- MaxRetries
レイジー処理が失敗した場合にエラーが発生する前にイベントでの再試行の回数を定義する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。
プロセス プラン
- CacheRowsetRows
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- CacheRowsetToDisk
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DistinctBuffer
個別のカウントに使用される内部バッファのサイズを定義する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。メモリ使用量を犠牲にして個別のカウントの処理を高速化するには、この値を大きくします。
- EnableRolapDimQueryTableGrouping
テーブルのグループ化が ROLAP ディメンションに対して有効かどうかを指定するブール型プロパティです。True の場合、実行時に ROLAP ディメンションをクエリすると、属性ごとに別々にクエリされるのではなく、ROLAP ディメンション テーブル全体が一度にクエリされます。
- EnableTableGrouping
テーブルのグループ化が有効かどうかを指定するブール型プロパティです。True の場合、ディメンションを処理すると、属性ごとに別々にクエリされるのではなく、ディメンション テーブル全体が一度にクエリされます。
- ForceMultiPass
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- MaxTableDepth
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- MemoryAdjustConst
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- MemoryAdjustFactor
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
MemoryLimit
処理に充てるメモリの最大量を定義する、符号付き 64 ビット倍精度浮動小数点数のプロパティです。物理メモリの比率として表されます。このプロパティの既定値は 65 であり、物理メモリの最大 65% がキューブおよびディメンションの処理に充てられることを示します。
- MemoryLimitErrorEnabled
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- OptimizeSchema
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
プロアクティブ キャッシュ
- DefaultRefreshInterval
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DimensionLatencyAccuracy
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- PartitionLatencyAccuracy
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
プロセス
AggregationMemoryLimitMax
集計処理に充てることができるメモリの最大量を定義する、符号付き 64 ビット倍精度浮動小数点数のプロパティです。物理メモリの比率として表されます。このプロパティの既定値は 80 であり、物理メモリの最大 80% が集計処理に充てられることを示します。
AggregationMemoryLimitMin
集計処理に充てることができるメモリの最小量を定義する、符号付き 64 ビット倍精度浮動小数点数のプロパティです。物理メモリの比率として表されます。値を大きくすると、メモリ使用量を犠牲にして集計処理を高速化できます。このプロパティの既定値は 10 であり、物理メモリの最小 10% が集計処理に充てられることを示します。
- AggregationNewAlgo
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- AggregationPerfLog
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- AggregationsBuildEnabled
集計の作成が有効かどうかを指定するブール型プロパティです。これは、集計のデザインを変更することなく集計の作成のベンチマークを行うメカニズムです。
BufferMemoryLimit
処理バッファ メモリの制限を定義する、符号付き 64 ビット倍精度浮動小数点数のプロパティです。物理メモリの比率として表されます。このプロパティの既定値は 60 であり、物理メモリの最大 60% がバッファ メモリに使用されることを示します。
BufferRecordLimit
処理時にバッファできるレコードの数を定義する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。このプロパティの既定値は 1048576 (レコード) です。
- CacheRecordLimit
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
CheckDistinctRecordSortOrder
パーティションの処理時に個別のカウント クエリの結果の並べ替え順に意味があるかどうかを定義するブール型プロパティです。True の場合、並べ替え順に意味はなく、サーバーによる "確認" が必要であることを示します。個別のカウント メジャーを使用してパーティションを処理すると、クエリは並べ替え順に従って SQL に送信されます。処理を高速化するには False に設定してください。このプロパティの既定値は True であり、並べ替え順に意味がなく、確認が必要であることを示します。
- DatabaseConnectionPoolConnectTimeout
新しい接続を開くときのタイムアウトを秒単位で指定する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。
- DatabaseConnectionPoolGeneralTimeout
外部 OLEDB 接続で使用するデータベース接続タイムアウトを秒単位で指定する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。
DatabaseConnectionPoolMax
プールされるデータベース接続の最大数を指定する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。このプロパティの既定値は 50 (接続) です。
- DatabaseConnectionPoolTimeout
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataFileInitEnabled
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataPlacementOptimization
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataSliceInitEnabled
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
DeepCompressValue
数値を圧縮して有効桁数を少なくすることができるかどうかを指定する、Double データ型のメジャーに適用されるブール型プロパティです。値が False の場合は、圧縮が行われず、有効桁数は少なくならないことを示します。このプロパティの既定値は True であり、圧縮が有効で、有効桁数が少なくなることを示します。
- DimensionPropertyKeyCache
ディメンション プロパティ キーがキャッシュされるかどうかを指定するブール型プロパティです。キーが一意でない場合は、True に設定する必要があります。
- IndexBuildEnabled
処理時にインデックスが作成されるかどうかを指定するブール型プロパティです。このプロパティは、ベンチマークおよび情報提供を目的としています。
IndexBuildThreshold
パーティションに対してインデックスが作成されなくなる下限の行数しきい値を指定する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。このプロパティの既定値は 4096 (行) です。
- IndexFileInitEnabled
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- MapFormatMask
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
RecordsReportGranularity
処理時にサーバーがトレース イベントを記録する頻度を行単位で指定する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。このプロパティの既定値は 1000 であり、1,000 行ごとにトレース イベントがログ記録されることを示します。
- ROLAPDimensionProcessingEffort
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
クエリ
AggregationsUseEnabled
保存されている集計が実行時に使用されるかどうかを定義するブール型プロパティです。このプロパティでは、情報提供およびベンチマークの目的で、集計のデザインを変更したり再処理したりせずに集計を無効にすることができます。このプロパティの既定値は True であり、集計が有効であることを示します。
- AllowSEFiltering
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- CalculationCacheRegistryMaxIterations
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- CalculationEvaluationPolicy
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ConvertDeletedToUnknown
削除されたディメンション メンバが不明なメンバに変換されるかどうかを指定するブール型プロパティです。
- CopyLinkedDataCacheAndRegistry
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCacheRegistryMaxIterations
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
DefaultDrillthroughMaxRows
ドリルスルー クエリから返される行の最大数を指定する、符号付き 32 ビット整数のプロパティです。このプロパティの既定値は 10000 (行) です。
- DimensionPropertyCacheSize
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- EnableRolapOptimization
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ExpressNonEmptyUseEnabled
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- IgnoreNullRolapRows
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- IndexUseEnabled
インデックスが実行時に使用されるかどうかを定義するブール型プロパティです。このプロパティは、情報提供およびベンチマークを目的としています。
- MapHandleAlgorithm
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- MaxRolapOrConditions
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- UseCalculationCacheRegistry
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- UseDataCacheFreeLastPageMemory
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- UseDataCacheRegistry
データ キャッシュ レジストリを有効にするかどうかを指定するブール型プロパティです。ここでは、計算された結果ではなく、クエリ結果がキャッシュされます。
- UseDataCacheRegistryHashTable
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- UseDataCacheRegistryMultiplyKey
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- UseDataSlice
クエリ最適化の実行時にパーティション データ スライスを使用するかどうかを定義するブール型プロパティです。このプロパティは、ベンチマークおよび情報提供を目的としています。
- UseMaterializedIterators
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- UseSinglePassForDimSecurityAutoExist
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- UseVBANet
ユーザー定義関数に VBA .net アセンブリを使用するかどうかを定義するブール型プロパティです。
- CalculationPrefetchLocality\ ApplyIntersect
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- CalculationPrefetchLocality\ ApplySubtract
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- CalculationPrefetchLocality\ PrefetchLowerGranularities
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ CachedPageAlloc\ Income
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ CachedPageAlloc\ InitialBonus
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ CachedPageAlloc\ MaximumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ CachedPageAlloc\ MinimumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ CachedPageAlloc\ Tax
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\CellStore\ Income
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\CellStore\ InitialBonus
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\CellStore\ MaximumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\CellStore\ MinimumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\CellStore\ Tax
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ MemoryModel \ Income
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ MemoryModel \ InitialBonus
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ MemoryModel \ MaximumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ MemoryModel \ MinimumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- DataCache\ MemoryModel\ Tax
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
ジョブ
- ProcessAggregation\ MemoryModel\ Income
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ MemoryModel\ InitialBonus
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ MemoryModel\ MaximumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ MemoryModel\ MinimumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ MemoryModel\ Tax
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessPartition\ Income
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessPartition \ InitialBonus
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessPartition \ MaximumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessPartition \ MinimumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessPartition \ Tax
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessProperty\ Income
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessProperty\ InitialBonus
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessProperty\ MaximumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessProperty\ MinimumBalance
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。
- ProcessAggregation\ ProcessProperty\ Tax
詳細プロパティです。Microsoft サポートの指示がない限り、変更しないでください。