NS<SubscriptionClassName>View
関連付けられているサブスクリプション クラスについて、サブスクリプション レコードのビューを提供します。Notification Services は、NSSubscriptionClassNameView という名前付け規則を使用して、サブスクリプション クラスごとに 1 つのビューを作成します。
たとえば、Notification Services に含まれる Stock サンプルには、2 つのサブスクリプション クラス、StockSubscriptions と PortfolioSubscriptions があります。この場合、関連付けられたビューの名前は、NSStockSubscriptionsView と NSPortfolioSubscriptionsView になります。
メモ : |
---|
このビューには、単純なアクションを使用するイベント ドリブン サブスクリプションを挿入できます。定期的なサブスクリプションや、条件アクションを使用するサブスクリプションは挿入できません。 |
ビュー列
次の表は、NSSubscriptionClassNameView ビューに含まれる各サブスクリプションの情報を示しています。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SubscriptionId |
bigint |
ID 列。このビューにデータを挿入する場合には、SubscriptionId 値は NULL にする必要があります。 |
SubscriberId |
nvarchar(255) |
サブスクリプションに対するサブスクライバの ID。 |
Created |
datetime |
サブスクリプション レコードが作成された日時。この列には値を挿入しないでください。 |
Updated |
datetime |
サブスクリプション レコードが最後に更新された日時。この列には値を挿入しないでください。 |
Enabled |
nvarchar(8) |
値が Enabled の場合、サブスクリプションは有効であり、通知を生成できます。 |
Schedule (定期的なサブスクリプションのみ) |
nvarchar(2048) |
この列は、サブスクリプション クラスが定期的なサブスクリプションをサポートする場合に表示されます。その際、この列には、サブスクリプションの定期的なルールを実行するスケジュールが表示されます。このビューを使用してサブスクリプションを挿入する場合には、この値は NULL にする必要があります。 |
Subscription_class_field_name (1-n) |
application-defined |
サブスクリプション クラスで指定されたすべての列も、このビューに表示されます。このビューを使用して条件アクションを挿入することはできません。 |
解説
NSSubscriptionClassNameView ビューはアプリケーション データベースにあります。
権限
このビューに対する SELECT 権限は、sysadmin および db_owner サーバー ロールのメンバと、NSAnalysis および NSSubscriberAdmin Notification Services データベース ロールに与えられています。INSERT、UPDATE、および DELETE 権限は、NSSubscriberAdmin データベース ロールに与えられています。
例
次のクエリでは、NSSubscriptionClassNameView ビューから、ID、状態、デバイス名、およびロケールの各列を選択します。
USE StockInstanceStock;
GO
SELECT SubscriberId, Enabled, DeviceName, SubscriberLocale
FROM NSStockSubscriptionsView
ORDER BY SubscriberId;
GO
次のクエリでは、NSWeatherSubscriptionsView にサブスクリプションを挿入します。
USE TutorialWeather;
GO
INSERT INTO NSWeatherSubscriptionsView
(SubscriberId, Enabled, DeviceName, SubscriberLocale, City)
VALUES
(N'TestUser1', N'Enabled', N'Work e-mail', N'en-US', N'Phelphs');
GO
参照
関連項目
その他の技術情報
サブスクリプション管理アーキテクチャ
サブスクリプション管理インターフェイスの開発