Reporting Services のエラーおよびイベント
更新 : 2006 年 7 月 17 日
このトピックでは、SQL Server Reporting Services のエラーとイベントについて説明します。エラー情報は、Reporting Services のログ ファイルにも記録されます。使用できるログ ファイルの種類、およびログの表示方法の詳細については、「Reporting Services のログ ファイル」を参照してください。
Reporting Services のエラー メッセージの原因と解決方法
Microsoft Web サイトでは、最も頻繁に検索されているエラーの原因と解決方法についての情報を入手できます。詳細については、「Reporting Services エラーの原因と解決方法」を参照してください。その他のエラーの原因と解決方法については、SQL Server Books Online の次回以降のリリースで入手できるようになる予定です。Books Online の最新版を持っているかどうかを確認するには、「Books Online のダウンロードと更新」を参照してください。
レポート サーバーのイベント
以下のレポート サーバーのイベントは、Microsoft Windows アプリケーション ログに記録されます。
イベント ID | 種類 | カテゴリ | ソース | 説明 |
---|---|---|---|---|
106 |
エラー |
スケジュール |
レポート サーバー |
スケジュールされた操作 (たとえば、レポートのサブスクリプションおよび配信) を定義する場合は、SQL Server エージェントを実行する必要があります。 |
エラー |
起動/シャットダウン |
レポート サーバー スケジュールおよび配信のプロセッサ |
<Source> はレポート サーバー データベースに接続できません。詳細については、「レポート サーバー Windows サービス (MSSQLServer) 107」および「サーバーおよびデータベースの接続に関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。 |
|
108 |
エラー |
拡張 |
レポート サーバー レポート マネージャ |
<Source> は、配信、データ処理、または表示拡張機能を読み込めません。 最も可能性が高い原因として、配置が完全でないか、拡張機能が削除された可能性があります。詳細については、「データ処理拡張機能の配置」および「配信拡張機能の配置」を参照してください。 |
109 |
情報 |
管理 |
レポート サーバー レポート マネージャ |
構成ファイルが変更されています。詳細については、「Reporting Services の構成ファイル」を参照してください。 |
110 |
警告 |
管理 |
レポート サーバー レポート マネージャ |
1 つの構成ファイルの設定が変更され、設定が無効になっています。代わりに既定値が使用されます。詳細については、「Reporting Services の構成ファイル」を参照してください。 |
111 |
エラー |
ログ記録 |
レポート サーバー レポート マネージャ |
<Source> はトレース ログを作成できません。詳細については、「Reporting Services のトレース ログ」を参照してください。 |
112 |
警告 |
セキュリティ |
レポート サーバー |
レポート サーバーは、サービス拒否攻撃 (DoS) の可能性を検出しました。詳細については、「Reporting Services の保護」を参照してください。 |
113 |
エラー |
ログ記録 |
レポート サーバー |
レポート サーバーでは、パフォーマンス カウンタを作成できません。 |
114 |
エラー |
起動/シャットダウン |
レポート マネージャ |
レポート マネージャは ReportServer サービスに接続できません。 |
115 |
警告 |
スケジュール |
スケジュールおよび配信のプロセッサ |
SQL Server エージェント キューの定期タスクは、変更または削除されました。 |
116 |
エラー |
内部 |
レポート サーバー レポート マネージャ スケジュールおよび配信のプロセッサ |
内部エラーが発生しました。 |
117 |
エラー |
起動/シャットダウン |
レポート サーバー |
レポート サーバー データベースのバージョンが無効です。詳細については、「サーバーおよびデータベースの接続に関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。 |
118 |
警告 |
ログ記録 |
レポート サーバー レポート マネージャ |
予期されたディレクトリの場所にトレース ログがありません。既定のディレクトリに新しいトレース ログが作成されます。詳細については、「Reporting Services のトレース ログ」を参照してください。 |
119 |
エラー |
アクティブ化 |
レポート サーバー スケジュールおよび配信のプロセッサ |
<Source> には、レポート サーバー データベースのコンテンツへのアクセス権がありません。 |
120 |
エラー |
アクティブ化 |
レポート サーバー |
対称キーの暗号化を解除できません。最も可能性が高い原因として、サービスの実行に使用されるアカウントが変更されたことが挙げられます。詳細については、「暗号化キーの管理」を参照してください。 |
121 |
エラー |
起動/シャットダウン |
レポート サーバー |
リモート プロシージャ コール (RPC) サービスを開始できませんでした。 |
122 |
警告 |
配信 |
スケジュールおよび配信のプロセッサ |
スケジュールおよび配信のプロセッサは、電子メールの配信に使用している SMTP サーバーに接続できません。SMTP サーバー接続の詳細については、「電子メール配信用のレポート サーバーの構成」を参照してください。 |
123 |
警告 |
ログ記録 |
レポート サーバー レポート マネージャ |
レポート サーバーでは、トレース ログへの書き込みに失敗しました。トレース ログの詳細については、「Reporting Services のトレース ログ」を参照してください。 |
124 |
情報 |
アクティブ化 |
レポート サーバー |
レポート サーバー サービスが初期化されました。詳細については、「レポート サーバーの初期化」を参照してください。 |
125 |
情報 |
アクティブ化 |
レポート サーバー |
データの暗号化に使用したキーは、正常に展開されました。キーの詳細については、「暗号化キーの管理」を参照してください。 |
126 |
情報 |
アクティブ化 |
レポート サーバー |
データの暗号化に使用したキーは、正常に適用されました。キーの詳細については、「暗号化キーの管理」を参照してください。 |
127 |
情報 |
アクティブ化 |
レポート サーバー |
暗号化されたコンテンツは、正常にレポート サーバー データベースから削除されました。復元できない暗号化されたデータの削除に関する詳細については、「暗号化キーの管理」を参照してください。 |
128 |
エラー |
アクティブ化 |
レポート サーバー |
エディションの異なる Reporting Services コンポーネントを一緒に使用することはできません。 |
129 |
エラー |
管理 |
レポート サーバー スケジュールおよび配信のプロセッサ |
暗号化された構成ファイルの設定の暗号化を解除できません。 |
130 |
エラー |
管理 |
レポート サーバー スケジュールおよび配信のプロセッサ |
<Source> は構成ファイルを見つけられません。レポート サーバーでは、構成ファイルが必要です。 |
131 |
エラー |
セキュリティ |
レポート サーバー スケジュールおよび配信のプロセッサ |
暗号化されたユーザー データ値の暗号化を解除できませんでした。 |
132 |
エラー |
セキュリティ |
レポート サーバー |
ユーザー データの暗号化中にエラーが発生しました。値は保存されません。 |
133 |
エラー |
管理 |
レポート サーバー レポート マネージャ スケジュールおよび配信のプロセッサ |
構成ファイルを読み込めませんでした。このエラーは、XML が無効な場合に発生することがあります。 |
134 |
エラー |
管理 |
レポート サーバー |
レポート サーバーでは、構成ファイルの設定の値を暗号化できませんでした。 |
変更履歴
リリース | 履歴 |
---|---|
2006 年 7 月 17 日 |
|
参照
その他の技術情報
Reporting Services のトラブルシューティング
サブスクリプションの状態の監視
Reporting Services のログ ファイル