レポートとサブスクリプションのスケジュール設定
レポート マネージャまたは SQL Server Management Studio で、特定の時間またはピーク タイム以外の時間にデータを取得してレポートを配信するように、レポートやサブスクリプションのスケジュールを設定できます。スケジュールは、一度だけ実行することも、時間、日、週、月間隔で継続して実行することもできます。以下のスケジュールを実行できます。
- 標準のサブスクリプションまたはデータ ドリブン サブスクリプションでのレポート配信スケジュール
- 一定間隔でレポート履歴に新しいスナップショットを追加するレポート履歴のスケジュール
- レポート スナップショットのデータ更新時期のスケジュール
- キャッシュされたレポートを続けて更新できるように、キャッシュされたレポートの有効期限が事前に定義した時間に切れるスケジュール
多くのレポートまたはサブスクリプションで同じスケジュール情報を使用する場合は、共有スケジュールを作成できます。共有スケジュールは個別に定義され、スケジュール情報が必要なレポートとサブスクリプションで参照されます。
スケジュールを作成すると、レポートによってスケジュール情報がレポート サーバー データベースに保存されます。レポート サーバーでは、スケジュールを開始するために使用する SQL Server エージェント ジョブも作成されます。スケジュール処理は、スケジュールを含むレポート サーバーのローカル時間に基づいています。時刻の形式は、Microsoft Windows オペレーティング システムの標準に従います。Reporting Services で使用するスケジュール エンジンの詳細については、「スケジュールおよび配信のプロセッサ」を参照してください。
メモ : |
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スケジュールされた操作は、SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services ではサポートされません。このエディションの機能の詳細については、「SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services の Reporting Services」を参照してください。 |
このセクションの内容
トピック | 説明 |
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共有スケジュールとレポート固有スケジュールの作成、変更、および削除の方法を説明します。 |
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進行中のスケジュールの一時停止と再開の方法を説明します。 |
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既存のレポートおよびスケジュールでのタイム ゾーンの変更および時計の設定が及ぼす影響についての情報を提供します。 |
参照
概念
レポート履歴でのスナップショットの作成、変更、および削除
データ ドリブン サブスクリプション
Reporting Services でのレポートのキャッシュ
その他の技術情報
サブスクリプションを通じたレポートの配信
パブリッシュされたレポートの管理と処理