レポート内の数値または日付値の書式設定
数値または日付値の書式を指定するには、そのテキスト ボックスの Format プロパティを書式指定文字列で更新します。たとえば、数値を通貨として表示するように数値フィールドのテキスト ボックスを設定できます。Reporting Services では、Microsoft .NET Framework の書式指定文字列が使用されます。あるいは、Format プロパティ用に独自の書式設定文字列を作成することもできます。
メモ : |
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テキスト ボックスに書式設定を適用するには、テキスト ボックスに =Fields!LineTotal.Value や =1000 などの式が含まれている必要があります。テキスト ボックスが式ではない場合、つまりテキスト ボックス内のテキストが等号 (=) で始まっていない場合は、テキストが文字列として解釈され、書式設定は適用されません。 |
数値の書式設定
次の表は、.NET Framework の一般的な数値書式指定文字列の一覧です。
書式文字列 | 名前 |
---|---|
C または c |
通貨 |
D または d |
10 進数 |
E または e |
指数 |
F または f |
固定小数点 |
G または g |
一般 |
N または n |
番号 |
P または p |
パーセント |
R または r |
ラウンドトリップ |
X または x |
16 進数 |
書式文字列の多くは、小数点以下の桁数を定義する、精度を指定する文字を使用するように変更できます。たとえば、D0 という書式指定文字列は、小数点以下の桁数が 0 になるように数値を書式設定します。また、#,### のようなカスタムの書式指定文字列も使用できます。
日付の書式設定
次の表は、.NET Framework の一般的な日付書式指定文字列の一覧です。
書式文字列 | 名前 |
---|---|
d |
短い形式の日付 |
D |
長い形式の日付 |
t |
短い形式の時刻 |
T |
長い形式の時刻 |
f |
完全な日付と時刻 (短い形式の時刻) |
F |
完全な日付と時刻 (長い形式の時刻) |
g |
一般の日付と時刻 (短い形式の時刻) |
G |
一般の日付と時刻 (長い形式の時刻) |
M または m |
月日 |
R または r |
RFC1123 パターン |
Y または y |
年月 |
dd/MM/yy のようなカスタムの書式指定文字列も使用できます。.NET Framework の書式設定文字列の詳細については、www.microsoft.com/japan/msdn の「型の書式設定」を参照してください。
参照
概念
レポート アイテムの書式設定
レポート レイアウトのデザイン