配信拡張機能での Report クラスの使用
Report クラスは、レポート サーバー データベースのレポートを表します。サブスクリプションは、それぞれ特定のレポートに関連付けられます。レポートは、通知内に含まれます。配信拡張機能では、通知の一部である Report オブジェクトを使用してレポートを生成できます。Report オブジェクトには、レポート サーバーのレポートの URL やレポート名など、レポート固有のプロパティも含まれています。これらのプロパティすべてを配信プロバイダの一部として使用できます。
Report クラスの Render メソッドを使用して、レポートを表示できます。Render メソッドは、1 つの表示レポートを構成する RenderedOutputFile オブジェクトの配列を 1 つ以上返します。1 番目の RenderedOutputFile オブジェクトが表示されたオブジェクトです。その他の RenderedOutputFile オブジェクトは、レポート データと一緒に配信される必要があるリソースです (HTML ファイルや関連付けられた画像など)。表示拡張機能がシングル ストリーム表示拡張機能である場合は (IMAGE、PDF、MHTML、および Excel)、配列の RenderedOutputFile オブジェクトを 1 つだけ返します。
レポート ストリームを含む RenderedOutputFile オブジェクトは、配信の一部として含めることができます。
Report クラスの使用例については、「Printer Delivery Extension サンプル」を参照してください。
参照
関連項目
Reporting Services 拡張機能ライブラリ
配信拡張機能での RenderedOutputFile クラスの使用