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トランザクション レプリケーションの待機時間を計測して接続を検証する方法 (レプリケーション モニタ)

レプリケーション モニタには [トレーサ トークン] タブがあります。このタブを使用すると、トランザクション レプリケーションを使用するシステムの接続を検証し、待機時間を計測できます。トークン (小量のデータ) は、パブリケーション データベースのトランザクション ログに書き込まれ、通常のレプリケートされたトランザクションのようにマークされ、システム全体に送信されます。詳細については、「トランザクション レプリケーションの待機時間の計測と接続の検証」を参照してください。[トレーサ トークン] タブは、Microsoft SQL Server 2005 より前のバージョンを実行するディストリビュータでは表示されません。パブリッシャが SQL Server 2005 より前のバージョンを実行している場合、このタブは表示されますが、トレーサ トークンを使用することはできません。

このタブの各オプションに関する情報を表示するには、メニュー バーの [ヘルプ] をクリックしてください。レプリケーション モニタの起動の詳細については、「レプリケーション モニタを起動する方法 (レプリケーション モニタ)」を参照してください。

トレーサ トークンを挿入してトークンの情報を表示するには

  1. 左ペインでパブリッシャ グループを展開し、パブリッシャを展開して、パブリケーションをクリックします。

  2. [トレーサ トークン] タブをクリックします。

  3. [トレーサの挿入] をクリックします。

  4. [パブリッシャからディストリビュータまで] 列、[ディストリビュータからサブスクライバまで] 列、および [合計待機時間] 列で、トレーサ トークンの経過時間を表示します。[保留中] の値は、トークンが特定のポイントに到達していないことを示します。

以前に挿入したトレーサ トークンの情報を表示するには

  1. 左ペインでパブリッシャ グループを展開し、パブリッシャを展開して、パブリケーションをクリックします。

  2. [トレーサ トークン] タブをクリックします。

  3. [挿入された時間] ボックスで時間を選択します。

  4. [パブリッシャからディストリビュータまで] 列、[ディストリビュータからサブスクライバまで] 列、および [合計待機時間] 列で、トレーサ トークンの経過時間を表示します。[保留中] の値は、トークンが特定のポイントに到達していないことを示します。

    ms151846.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    トレーサ トークンの情報は、他の履歴データと同じ時間間隔だけ保持されます。この時間間隔は、ディストリビューション データベースの履歴の保有期間によって制御されます。ディストリビューション データベースのプロパティの変更については、「ディストリビュータのプロパティを表示および変更する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。

参照

概念

レプリケーション モニタを使用したレプリケーションの監視

その他の技術情報

トランザクション レプリケーションの待機時間を計測して接続を検証する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
レプリケーション トポロジを停止する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手