管理者以外のユーザーによるレプリケーション モニタの使用を許可する方法 (SQL Server Management Studio)
レプリケーション モニタは、次のロールのメンバになっているユーザーが使用できます。
- sysadmin 固定サーバー ロール
これらのユーザーはレプリケーションを監視することができ、また、エージェント スケジュール、エージェント プロファイルなどのレプリケーション プロパティの変更に対するフル コントロール権限を持っています。 - ディストリビューション データベースの replmonitor データベース ロール
これらのユーザーはレプリケーションを監視できますが、レプリケーション プロパティは変更できません。
管理者以外のユーザーがレプリケーション モニタを使用できるようにするには、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバがディストリビューション データベースにユーザーを追加して、そのユーザーを replmonitor ロールに割り当てる必要があります。
管理者以外のユーザーがレプリケーション モニタを使用できるようにするには
Microsoft SQL Server Management Studio で、ディストリビュータに接続し、サーバー ノードを展開します。
[データベース]、[システム データベース] の順に展開してから、ディストリビューション データベース (既定の名前は distribution) を展開します。
[セキュリティ] を展開し、[ユーザー] を右クリックしてから、[新しいユーザー] をクリックします。
ユーザー名とユーザーのログインを入力します。
既定のスキーマ [replmonitor] を選択します。
[データベース ロールのメンバシップ] の [replmonitor] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。