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IContentFormatter.FormatContent Method

コンテンツ フォーマッタをアクティブにして、通知データをフォーマットします。

名前空間: Microsoft.SqlServer.NotificationServices
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.NotificationServices (microsoft.sqlserver.notificationservices.dll 内)

構文

'宣言
Function FormatContent ( _
    subscriberLocale As String, _
    deviceTypeName As String, _
    recipientInfo As RecipientInfo, _
    rawContent As Hashtable() _
) As String
string FormatContent (
    string subscriberLocale,
    string deviceTypeName,
    RecipientInfo recipientInfo,
    Hashtable[] rawContent
)
String^ FormatContent (
    String^ subscriberLocale, 
    String^ deviceTypeName, 
    RecipientInfo^ recipientInfo, 
    array<Hashtable^>^ rawContent
)
String FormatContent (
    String subscriberLocale, 
    String deviceTypeName, 
    RecipientInfo recipientInfo, 
    Hashtable[] rawContent
)
function FormatContent (
    subscriberLocale : String, 
    deviceTypeName : String, 
    recipientInfo : RecipientInfo, 
    rawContent : Hashtable[]
) : String

パラメータ

  • subscriberLocale
    言語、日付、時間、通貨の書式などについて、通知をどのようにフォーマットするかを決定する際に使用される String です。これらのコードの詳細については、「サブスクライバ ロケール コード」を参照してください。
  • deviceTypeName
    この通知の対象デバイスの種類を識別する名前を示す String です。この文字列の値は、通知の対象デバイスのサブスクライバ デバイス レコードで指定されます。この情報をコンテンツ フォーマッタの処理に利用して、受信者のデバイスに正しく表示できるように通知をフォーマットすることができます。
  • recipientInfo
    通知を受け取るサブスクライバに関する情報を含む RecipientInfo オブジェクトです。この情報は、サブスクライバ ID とデバイス アドレスで構成されています。
  • rawContent
    通知の生データを含む Hashtable オブジェクトの配列です。各ハッシュ テーブルは 1 つの通知を表し、テーブルには各通知と計算フィールド用のエントリが含まれています。ダイジェスト配信が使用される場合を除き、配列には 1 つの Hashtable オブジェクトのみが格納されます。ダイジェスト配信が使用される場合、ダイジェスト グループの各通知につき 1 つの Hashtable オブジェクトが存在します。

解説

ディストリビュータはこのメソッドを呼び出して、通知の生データをコンテンツ フォーマッタに渡します。コンテンツ フォーマッタは、このデータを使用してフォーマットされたコンテンツを生成します。FormatContentメソッドの実装では、ディストリビュータから渡された生データを適切にフォーマットされたメッセージに変換し、そのメッセージを文字列として返す必要があります。

カスタム コンテンツ フォーマッタでは、内部で任意の方法を使用することで、フォーマット済み文字列を生成できます。基本的な文字列操作を使用した単純な方法、または XSL 変換や Microsoft ASP.NET のレンダリングを使用した複雑な方法を利用することができます。

FormatContent メソッドは、セキュリティを目的とした通知コンテンツのフィルタリングやエンコードの実装に適しています。たとえば、セキュリティ保護のために、生成される通知コンテンツ文字列の合計サイズを制限することも考えられます。

使用例

FormatContent メソッドを実装する方法の例については、IContentFormatter インターフェイスのトピックを参照してください。

スレッド セーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では共有 ) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

対象プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

参照

関連項目

IContentFormatter Interface
IContentFormatter Members
Microsoft.SqlServer.NotificationServices Namespace