FailuresBeforeAbort 要素 (ADF)
ディストリビュータ作業項目を配信するときに、連続した通知配信の失敗を許容する回数を指定します。配信試行回数がこの回数を超えた場合、処理は中断され、イベント ログにエラーが記録されます。
構文
<NotificationClasses>
<NotificationClass>
...
<Protocols>
<Protocol>
<ProtocolExecutionSettings>
...
<FailuresBeforeAbort>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
負でない integer。 |
既定値 |
20 |
個数 |
ProtocolExecutionSettings 要素につき 1 個 (省略可)。 |
更新 |
アプリケーションの更新時に追加、削除、および変更できます。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし。 |
解説
FailuresBeforeAbort に指定された制限に達すると、ディストリビュータはアプリケーション ログにメッセージを書き込み、その作業項目を失敗としてマークします。この場合、作業項目には、一度も試行されなかった通知がある可能性があります。再試行スケジュールがある場合は、次の再試行間隔でこの作業項目が取得されて、失敗した通知と一度も試行されなかった通知の両方が再試行されます。
使用例
次の例では、配信が連続して 10 回失敗した場合に再試行を中止するように指定しています。
<FailuresBeforeAbort>10</FailuresBeforeAbort>
参照
関連項目
その他の技術情報
配信プロトコルの名前とフィールドの指定
インスタンスとアプリケーションの更新