MulticastDelivery 要素 (ADF)
対応する通知クラスでマルチキャスト配信を使用するかどうかを指定します。
構文
<NotificationClasses>
<NotificationClass>
...
<MulticastDelivery>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
Boolean。 |
既定値 |
false。 |
個数 |
NotificationClass 要素につき 1 個 (省略可)。 |
更新 |
アプリケーションの更新時に追加、削除、および変更できます。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし。 |
解説
Microsoft SQL Server Standard Edition では MulticastDelivery を使用することはできません。
マルチキャスト配信では、複数のサブスクライバに対して同じ通知を書式設定して配信するため、書式設定と配信にかかるリソースを節約できます。マルチキャスト配信は通常、多数のユーザーに対し、同じロケールと配信デバイスを使用して、同一の通知内容 (スポーツのスコアなど) を配信する場合に使用します。このような場合、Notification Services は、同じメッセージを何度も書式設定して送信するのではなく、1 つの通知を書式設定し、サブスクライバの一覧を特定してから、配信プロトコルにサブスクライバの配列を渡します。
マルチキャスト配信に使用する通知には、サブスクライバ固有の情報は含めないでください。
MulticastRecipientLimit 要素 (ADF) を使用して、各マルチキャストのグループに含める受信者の数を制限できます。
マルチキャスト配信とダイジェスト配信の両方を使用することはできません。マルチキャスト配信を使用する場合は、DigestDelivery の値を false にする必要があります。
使用例
次の例は、マルチキャスト配信を構成する方法を示しています。
<MulticastDelivery>true</MulticastDelivery>
参照
関連項目
その他の技術情報
ダイジェスト配信またはマルチキャスト配信の指定
インスタンスとアプリケーションの更新