次の方法で共有


セット演算子

多次元式 (MDX) では、セット演算子はメンバまたはセットに対して操作を実行し、セットを返します。MDX 式の中で集合関数の代わりにセット演算子を使用する場合があります。

MDX では、以下の表に示すセット演算子がサポートされます。

演算子 説明

- (差集合)

2 つの集合から重複するメンバを除去し、両者の差を返します。

この演算子は、Except 関数と機能的に等価です。

* (クロス積)

2 つのセットのクロス積を返します。

この演算子は、Crossjoin 関数と機能的に等価です。

: (範囲)

自然な順序で並べた集合を返します。指定された 2 つのメンバが終端になり、その 2 つのメンバの間にあるすべてのメンバが集合のメンバに含まれます。

+ (和集合)

2 つの集合から重複するメンバを除外し、両者の和集合を返します。

この演算子は、Union (MDX) 関数と機能的に等価です。

参照

関連項目

MDX 関数リファレンス (MDX)
MDX 演算子リファレンス (MDX)

概念

演算子 (MDX 構文)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手