RetrySchedule 要素 (ADF)
配信が失敗した場合に通知が再送信されるまでの間隔の定義を記述します。
構文
<NotificationClasses>
<NotificationClass>
...
<Protocols>
...
<ProtocolExecutionSettings>
<RetrySchedule>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
なし。 |
既定値 |
なし。 |
個数 |
ProtocolExecutionSettings 要素につき 1 個 (省略可)。 |
更新 |
アプリケーションの更新時に追加および削除できます。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
解説
再試行スケジュールの対象は、ディストリビュータ作業項目です。配信に失敗した通知がある作業項目は、指定したスケジュールに従って再試行されます。再試行の際には、正しく送信されていない通知のみが再試行されます。
再試行のスケジュールを指定しない場合は、配信に失敗した通知の再試行は行われません。
RetrySchedule 要素には複数の RetryDelay 要素を含めることができるため、複数の再試行間隔を定義できます。各 RetryDelay 値は、最初に失敗した時刻ではなく、前回の再試行を基準にして指定します。
使用例
次の例では、RetrySchedule 要素に 2 回の再試行が設定されています。初回の再試行は、最初の配信の 5 分後に行われます。この再試行にも失敗した場合、次の再試行は、前回の再試行の 15 分後に行われます。
<RetrySchedule>
<RetryDelay>P0DT00H05M00S</RetryDelay>
<RetryDelay>P0DT00H15M00S</RetryDelay>
</RetrySchedule>
参照
関連項目
その他の技術情報
配信プロトコルの構成
配信プロトコルの実行設定の指定
インスタンスとアプリケーションの更新