Distributor の ThreadPoolSize 要素 (ADF)
ディストリビュータが作業項目を処理するときに使用できるスレッドの最大数を指定します。
構文
<Distributors>
<Distributor>
...
<ThreadPoolSize>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
負でない integer。 |
既定値 |
3 |
個数 |
Distributor 要素につき 1 個 (省略可)。 |
更新 |
アプリケーションの更新時に追加、削除、および変更できます。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし。 |
解説
ThreadPoolSize 要素の値によって、ディストリビュータの並列処理の度合いが決まります。この値は、Notification Services システム全体のパフォーマンスに影響します。
Notification Services Standard Edition の場合、ThreadPoolSize には 1 ~ 3 の値を指定できます。その他のエディションでは、ThreadPoolSize の値に制限はありません。なお、ThreadPoolSize の値が表すのは最大値であることに注意してください。実際のスレッドの数は、利用できるシステム リソースに依存します。
使用例
次の例では、3 つのスレッドを使用して作業項目を処理するようにディストリビュータを構成しています。
<ThreadPoolSize>3</ThreadPoolSize>
参照
関連項目
その他の技術情報
ディストリビュータ設定の指定
インスタンスとアプリケーションの更新