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SQL Server Notification Services のインストール

Microsoft SQL Server Notification Services は、通知の生成と送信を行うアプリケーションを開発し配置するためのプラットフォームです。Notification Services を使用すると、パーソナル化されたメッセージを多数のサブスクライバへタイムリーに送信できます。また、さまざまな種類のデバイスにメッセージを配信できます。

このセクションでは、Notification Services のインストールについて説明します。

ステップ 1 : 前提条件の確認

Notification Services をインストールする前に、次の前提条件を確認してください。

ステップ 2 : インストールするコンポーネントの決定

Notification Services には、エンジンとクライアントという 2 つのインストール可能なコンポーネント セットがあります。必要に応じて、両方または一方のコンポーネント セットをインストールできます。

  • エンジン コンポーネントは Notification Services のインスタンスとアプリケーションを実行します。
  • クライアント コンポーネントは、他のサーバーからのインスタンスとアプリケーションのデータを対話処理するときに使用します。

Notification Services をどのように使用するかによって、1 つまたは複数のサーバーにコンポーネントをインストールします。次の Notification Services 機能をホストするサーバーにコンポーネントをインストールする必要があります。

  • ホスト対象のイベント プロバイダ、ジェネレータ、またはディストリビュータを実行するサーバーには、エンジン コンポーネントをインストールします。
  • ホスト対象でないイベント プロバイダまたはサブスクリプション管理インターフェイスを実行するサーバーには、クライアント コンポーネントをインストールします。インスタンスを登録し、Notification Services API を使用するには、クライアント コンポーネントが必要です。
  • Notification Services のインスタンスを管理するサーバーにはクライアント コンポーネントをインストールします。クライアント コンポーネントは、インスタンスの登録およびインスタンスとの対話処理に必要です。クライアント コンポーネントは SQL Server Management Studio に含まれています。

ステップ 3 : Notification Services のインストール

Notification Services をインストールする準備ができたら、次のいずれかの方法でインストールを実行します。

ステップ 4 : Notification Services の構成

Notification Services をインストールした後は、Notification Services アプリケーションを作成し、これらのアプリケーションをホストするように Notification Services のインスタンスを構成し、Notification Services のインスタンスを配置します。詳細については、SQL Server Books Online の次のセクションを参照してください。

Notification Services のインスタンスを配置した後は、SQL Server Management Studio または nscontrol コマンド プロンプト ユーティリティを使用してこれらのインスタンスを構成できます。詳細については、「Notification Services の管理」を参照してください。

Notification Services のアンインストール

Notification Services を完全に削除する場合は、製品をアンインストールする前に Notification Services のインスタンスを削除してください。Notification Services のインスタンスを SQL Server の新しいバージョンにアップグレードする場合は、インスタンスをそのままにし、Notification Services の移行手順に従います。詳細については、次のトピックを参照してください。

参照

その他の技術情報

SQL Server 2005 コンポーネントのインストール

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手