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パッケージの構成の作成

更新 : 2007 年 9 月 15 日

パッケージの構成は、[パッケージ構成オーガナイザ] ダイアログ ボックスまたはパッケージ構成ウィザードを使用して作成します。(これらのツールにアクセスするには、Business Intelligence Development Studio の [SSIS] メニューで、[パッケージ構成] をクリックします。)

ms141132.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
このセクションで説明する概念の詳細については、「パッケージの配置のチュートリアル」、および「簡単な ETL パッケージ作成のチュートリアル」の「レッスン 3 : パッケージ構成の追加」を参照してください。

[パッケージ構成オーガナイザ] ダイアログ ボックスでは、パッケージ構成の有効化、構成の追加と削除、および構成の読み込み順序の設定を行うことができます。

ms141132.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
パッケージの構成は、[パッケージ構成オーガナイザ] ダイアログ ボックスの一覧に従って上から順に読み込まれます。ただし、実行時に、パッケージ構成が指定した順序で読み込まれない場合もあります。特に、親パッケージ構成は他の種類の構成の後で読み込まれます。

[パッケージ構成オーガナイザ] ダイアログ ボックスから、手順に従って構成を作成できるパッケージ構成ウィザードを実行できます。ウィザードの各ページで、構成の種類を選択し、構成に直接アクセスするか環境変数を使用するかを選択し、構成に保存するプロパティを選択します。

ms141132.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
複数の構成で同じオブジェクト プロパティが設定された場合、最後に読み込まれた値が実行時に使用されます。 次の例は、パッケージ構成ウィザードの [ウィザードの完了] ページに表示される、変数およびパッケージの対象になるプロパティを示しています。 \Package.Variables[User::TodaysDate].Properties[RaiseChangedEvent] \Package.Properties[MaximumErrorCount] \Package.Properties[LoggingMode] \Package.Properties[LocaleID] \Package\My SQL Task.Variables[User::varTableName].Properties[Value]

構成では、次のプロパティも更新されます。

  • ユーザー定義変数の RaiseChangedEvent プロパティ、TodaysDate
  • パッケージの MaximumErrorCountLoggingMode、および LocaleID プロパティ
  • ユーザー定義変数の Value プロパティ、タスク My SQL Task のスコープ内の varTableName

"\Package" はルートを表し、ピリオド (.) は構成で更新されるプロパティへのパスを定義するオブジェクトを区切ります。変数とプロパティの名前は角かっこで囲みます。パッケージ名に関係なく、構成では常に Package という用語を使用します。ただし、その他のオブジェクトのパスにはすべてユーザーが定義した名前を使用します。

ウィザードの終了後、新しい構成が [パッケージ構成オーガナイザ] ダイアログ ボックスの構成の一覧に追加されます。

ms141132.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
パッケージ構成ウィザードの最後に表示される [ウィザードの完了] ページには、構成内の対象プロパティが一覧表示されます。dtexec コマンド プロンプト ユーティリティを使用してパッケージの実行時にプロパティを更新するには、パッケージ構成ウィザードを実行してプロパティのパスを表す文字列を生成し、それらの文字列をコピーしてコマンド プロンプト ウィンドウに貼り付け、dtexec の set オプションと一緒に使用します。

次の表に、[パッケージ構成オーガナイザ] ダイアログ ボックスの構成の一覧の列を示します。

説明

[構成名]

構成の名前です。

[構成の種類]

構成の種類です。

[構成文字列]

構成の場所です。場所は、パス、環境変数、レジストリ キー、親パッケージの変数名、または SQL Server データベースのテーブルの場合があります。

[対象になるオブジェクト]

構成を持つプロパティを設定するオブジェクトの名前です。構成が XML 構成ファイルの場合、構成で複数のオブジェクトを更新できるため、この列は空白になります。

[対象になるプロパティ]

プロパティの名前です。構成が XML 構成ファイルまたは SQL Server テーブルに書き込まれる場合は、構成で複数のオブジェクトを更新できるため、この列は空白になります。

パッケージの構成を作成するには

参照

概念

パッケージ構成

その他の技術情報

Integration Services パッケージの配置
プログラムでの変数の使用

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2007 年 9 月 15 日

変更内容 :
  • パッケージ構成の読み込みに関する注意事項を追加しました。

2006 年 4 月 14 日

変更内容 :
  • 複数の構成が同じオブジェクトに適用された場合の動作について説明しました。

2005 年 12 月 5 日

変更内容 :
  • ウィザードを使用したプロパティのパスの生成に関する注意事項を追加しました。