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コマンド プロンプト ユーティリティ (SSIS)

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 9 月 15 日

Microsoft SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) には、Integration Services パッケージを実行および管理するコマンド プロンプト ユーティリティが含まれています。

ms140258.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
64 ビット コンピュータでは、Integration Services によって、32 ビット版と 64 ビット版の両方の dtexec.exe および dtutil.exe がインストールされます。パッケージ実行ユーティリティ dtexecui.exe は、32 ビット版でのみ利用できます。

パッケージ実行ユーティリティ

[パッケージ実行ユーティリティ] ダイアログ ボックスを使用すると、パッケージの実行時の構成を指定して、ローカル コンピュータ上でパッケージを実行できます。また、このユーティリティを使用して、dtexec コマンド プロンプト ユーティリティで使用するためのコマンド ラインを生成できます。

Integration Services サービスでパッケージ実行ユーティリティを開くには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server 2005] をポイントし、[SQL Server Management Studio] をクリックします。

  2. [サーバーへの接続] ダイアログ ボックスで、[サーバーの種類] 一覧の [Integration Services] を選択し、[接続] をクリックします。

  3. [格納されたパッケージ] フォルダとサブフォルダを展開し、実行するパッケージを右クリックして [パッケージの実行] をクリックします。

また、コマンド プロンプトで「dtexecui」と入力して、パッケージ実行ユーティリティを開くこともできます。

[パッケージ実行ユーティリティ] ダイアログ ボックスで設定できるオプションの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

[パッケージ実行ユーティリティ] ([全般] ページ)

[パッケージ実行ユーティリティ] ([構成] ページ)

[パッケージ実行ユーティリティ] ([コマンド ファイル] ページ)

[パッケージ実行ユーティリティ] ([接続マネージャ] ページ)

[パッケージ実行ユーティリティ] ([実行オプション] ページ)

[パッケージ実行ユーティリティ] ([レポート] ページ)

[パッケージの実行ユーティリティ] ([ログ記録] ページ)

[パッケージ実行ユーティリティ] ([値の設定] ページ)

[パッケージ実行ユーティリティ] ([検証] ページ)

[パッケージ実行ユーティリティ] ([コマンド ライン] ページ)

dtexec

dtexec を使用すると、コマンド プロンプトで既存のパッケージを実行できます。ユーティリティにアクセスするには、コマンド スイッチのいずれかを追加して指定し、コマンド プロンプトで dtexec を実行します。

詳細については、「dtexec ユーティリティ」を参照してください。

dtutil

dtutil コマンド プロンプト ユーティリティを使用すると、コマンド プロンプトで既存のパッケージを管理できます。SQL Server msdb データベース、SSIS パッケージ ストア、およびファイル システムに格納されたパッケージにアクセスし、パッケージのコピー、削除、移動、署名などのタスクを実行できます。また、指定した既存のパッケージを確認することもできます。

dtutil コマンド プロンプト ユーティリティには、次の機能が含まれます。

  • コマンド プロンプトの解説。これによってコマンド プロンプトのアクションを自己文書化し、理解しやすくします。
  • 上書きの保護。パッケージをコピーまたは移動する場合、既存のパッケージを上書きする前に確認メッセージが表示されます。
  • コンソール ヘルプ。dtutil のコマンド オプションに関する情報が提供されます。

このユーティリティが msdb に格納されているパッケージにアクセスする場合、コマンド プロンプトでユーザー名とパスワードが必要となる場合があります。SQL Server のインスタンスで SQL Server 認証を使用する場合、コマンド プロンプトではユーザー名とパスワードの両方が必要です。ユーザー名を入力しない場合、dtutil は Windows 認証を使用して SQL Server にログオンしようとします。

dtutil コマンド プロンプト ユーティリティでは、コマンド ファイルの使用およびリダイレクションはサポートされていません。

詳細については、「dtutil ユーティリティ」を参照してください。

参照

概念

64 ビット コンピュータ上での Integration Services の使用上の注意

その他の技術情報

Integration Services のツールとユーティリティ

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2007 年 9 月 15 日
追加内容 :
  • 32 ビット版および 64 ビット版のユーティリティについての注意事項を追加しました。

2006 年 12 月 12 日
新しい内容 :
  • [サーバーへの接続] ダイアログ ボックスを表示する手順を追加しました。