HTTP 接続マネージャ
HTTP 接続を使用すると、パッケージで HTTP を使用して Web サーバーにアクセスし、ファイルの送受信を行うことができます。SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) に含まれる Web サービス タスクには、この接続マネージャを使用します。
HTTP 接続マネージャをパッケージに追加するときは、Integration Services によって、実行時に HTTP 接続を解決する接続マネージャを作成し、接続マネージャのプロパティを設定して、接続マネージャをパッケージの Connections コレクションに追加します。
接続マネージャの ConnectionManagerType プロパティは、HTTP に設定されます。
HTTP 接続マネージャは、次の方法で構成できます。
- 資格情報を使用します。接続マネージャが資格情報を使用する場合、プロパティにユーザー名、パスワード、およびドメインが含まれます。
- クライアント証明書を使用します。接続マネージャがクライアント証明書を使用する場合、プロパティに証明書名が含まれます。
- サーバーへの接続のタイムアウトと、データを書き込むチャンク サイズを指定します。
- プロキシ サーバーを使用します。プロキシ サーバーは、資格情報を使用するように構成することや、プロキシ サーバーをバイパスして、代わりにローカル アドレスを使用するように構成することもできます。
HTTP 接続マネージャの構成
プロパティを設定するには SSIS デザイナから行うか、またはプログラムによって設定します。
SSIS デザイナで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。
プログラムによる接続マネージャの構成の詳細については、「ConnectionManager」および「プログラムによる接続の追加」を参照してください。