データ ソースの選択 (レポート ビルダ)
データ ソースとは、基になるデータベースに含まれているデータのメタデータ記述に、データベースへのアクセス時に使用する接続情報を加えたものです。データ ソースは、レポート サーバー、またはレポート サーバーが SharePoint 統合モードで動作している場合はそのサーバー上の SharePoint ライブラリで見つけることができます。レポートをデザインして実行するには、新しくレポートを作成する際にデータ ソースを選択する必要があります。レポートは 1 つのデータ ソースにしかリンクできませんが、同じデータ ソースを使用して複数のレポートを作成できます。
メモ : |
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SharePoint サイトでデータ ソースにアクセスしたりデータ ソースを格納するには、レポート サーバーが SharePoint 統合モード用に構成されている必要があります。レポート サーバーの構成がわからない場合は、データベース管理者に問い合わせてください。 |
データ ソースは、Products、Employees、Customers などの複数のエンティティとフォルダで構成されています。エンティティには多くのフィールドが含まれ、通常は他のエンティティに関連付けられています。たとえば、Customer エンティティには Name、Address、Contact Name、Phone Number などのフィールドがあり、顧客ごとの販売注文に関する情報が含まれている Sales Orders という他のエンティティに関連付けられています。フォルダにはエンティティを格納できます。エンティティに対する処理の詳細については、「エンティティとフォルダの操作 (レポート ビルダ)」を参照してください。
データ ソースは、企業内のレポート ビルダ設定者 (通常はデータベース管理者、開発者、またはアナリスト) によって作成されます。この設定者が、レポート サーバーまたはライブラリ内にあるデータ ソースへの権限を割り当てることで、組織内のユーザーはデータ ソースを使用できます。レポート ビルダでは、SQL Server 2000 または 2005 のデータベース、バージョン 9.2.0.3 以降の Oracle データベース、あるいは SQL Server Analysis Services キューブに接続するデータ ソースがサポートされます。
参照
処理手順
概念
プライマリ エンティティとその関連データの操作 (レポート ビルダ)
フィールドの操作 (レポート ビルダ)
レポート レイアウトと表示 (レポート ビルダ)
レポートの作成 (レポート ビルダ)