[仮想ディレクトリ情報] (SQL Server Compact)
Web 同期の構成ウィザードの [仮想ディレクトリ情報] ページでは、仮想ディレクトリの名前とパスを指定できます。
オプション
[別名]
IIS を実行しているコンピュータ上の仮想ディレクトリの名前を指定します。フォルダに使用するのと同じ名前付け規則を使用することをお勧めします。
Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) を実行するサーバーおよび仮想ディレクトリの名前は、接続の InternetURL プロパティの一部として指定する必要があります。追加で、URL に SQL Server Compact 3.5 の SQL Server Compact 3.5 サーバー エージェント (Sqlcesa35.dll) または SQL Server の SQL Server レプリケーション リスナ (replisapi.dll) を指定することもできます。たとえば、「https://www.adventure-works.com/sqlce」または「https://www.adventure-works.com/sqlce/Sqlcesa35.dll」と指定すると、レプリケーションまたはリモート データ アクセス (RDA) のための SQL Server Compact 3.5 サーバー エージェントにアクセスします。
すべての仮想ディレクトリには、それぞれの物理ディレクトリが作成されます。作成される物理ディレクトリのフォルダ名には、[別名] ボックスに入力した名前が使用されます。フォルダを作成するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
[パス]
仮想ディレクトリを含むコンテンツ フォルダへのパスを指定します。コンテンツ フォルダへのパスは、IIS を実行中のコンピュータがリモート コンピュータの場合でも、ローカル パス (たとえば、C:\Program Files) として指定する必要があります。Web 同期の構成ウィザードでは、既定の場所として、SQL Server Compact 3.5 の場合は SQL Server Compact 3.5 サーバー エージェントがインストールされている場所、SQL Server の場合は C:\Inetpub\wwwroot が表示されます。SQL Server Compact 3.5 サーバー エージェントをコピーおよび登録するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。また、ディスク領域を管理しやすくするためにディスク上の別の場所も指定できますが、SQL Server Compact 3.5 サーバー エージェントまたは SQL Server レプリケーション リスナのコピーをその場所に置く必要があります。別の場所を指定すると、Web 同期の構成ウィザードでは、SQL Server Compact 3.5 サーバー エージェントまたは SQL Server レプリケーション リスナは新しい場所にコピーおよび登録されます。SQL Server のインスタンスとのデータ交換用のすべての一時ファイルは、SQL Server Compact 3.5 のこの場所に置かれます。
注意
既存の仮想ディレクトリを構成する場合、再構成の対象として選んだ仮想ディレクトリの物理パスを変更することはできませんが、別名を変更することはできます。
参照
リファレンス
その他のリソース
IIS の接続サポートの構成
Web 同期の構成ウィザードを使用して接続を構成する方法