Web 同期の構成ウィザードを使用して接続を構成する方法
このトピックでは、Microsoft SQL Server Compact 3.5 (SQL Server Compact 3.5) サブスクライバを SQL Server パブリケーションに接続できるように、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) を構成する方法について説明します。このトピックは、IIS がサーバーにインストールおよび構成されていて、Web 同期の構成ウィザードを実行するコンピュータからそのサーバーにアクセスできること、およびサーバーへの管理者アクセス権があることを前提としています。Web 同期の構成ウィザードの手順は、レプリケーションのスナップショット共有を既に構成していることを前提としています。パブリケーションをまだ構成していない場合は、「SQL Server Compact サブスクリプション用のパブリケーションを作成する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
Web 同期の構成ウィザードを実行するには
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server Compact 3.5] を順にポイントして、[Web 同期の構成ウィザード] をクリックします。
[ようこそ] 画面で、[次へ] をクリックします。
[サブスクライバの種類] 画面で [SQL Server Compact 3.5] を選択し、[次へ] をクリックします。
[Web サーバー] ページで、仮想ディレクトリを作成するコンピュータの名前を入力します。SQL Server Compact 3.5 サブスクライバで使用される仮想ディレクトリを新たに作成する場合は、[新しい仮想ディレクトリを作成する] を選択し、新しいディレクトリを作成する Web サイトを選択します。それ以外の場合は、[既存の仮想ディレクトリを構成する] を選択し、一覧からディレクトリを選択します。ディレクトリを選択したら、[次へ] をクリックします。以降の手順は、新しい仮想ディレクトリを作成することを前提をしています。
[別名] ボックスに、新しい仮想ディレクトリの名前を入力します。[パス] ボックスに、仮想ディレクトリのローカル ファイル パスを設定し、[次へ] をクリックします。
Web 同期の構成ウィザードの [セキュリティで保護された通信] ページで、通信を暗号化するために、SSL (Secure Sockets Layer) の設定を構成します。適切な設定を選択し、[次へ] をクリックします。
注意
詳細については、「[セキュリティで保護された通信]」を参照してください。
- [クライアント認証] ページで、すべての SQL Server Compact 3.5 サブスクライバの認証に使用する認証の種類を選択し、[次へ] をクリックします。次の手順は、匿名アクセスを許可せずに、認証を使用するように選択することを前提としています。
- [認証済みアクセス] ページで、使用する認証の種類を選択し、選択した認証の種類に必要なすべての追加情報を入力して [次へ] をクリックします。次の手順は、統合 Windows 認証のみを使用するように選択したことを前提としています。
- [ディレクトリ アクセス] ページで、仮想ディレクトリにアクセスするユーザー アカウントまたはグループ アカウントを追加し、[次へ] をクリックします。
- [スナップショットの共有へのアクセス] ページで、スナップショット共有のパスを汎用名前付け規則 (UNC) に従った形式で指定し、[次へ] をクリックします。
- [完了] をクリックして仮想ディレクトリを作成および構成し、ウィザードが完了したら [閉じる] をクリックします。
参照
処理手順
SQL Server Compact サブスクリプション用のパブリケーションを作成する方法 (SQL Server Management Studio)
その他のリソース
SQL Server Compact のインストール
接続の管理 (SQL Server Compact)