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パブリケーションへのアーティクルの追加

パブリケーションを作成する際に、パブリッシュするアーティクルを追加します。パブリケーション ウィザードを使用して、または sp_addmergearticle ストアド プロシージャを使用して、アーティクルを追加できます。

パブリケーション ウィザードを使用したアーティクルの追加

パブリケーション ウィザードを使用してパブリケーションを作成する際に、各アーティクルの横のチェック ボックスをオンにして、パブリッシュするアーティクルを選択します。先にパブリケーション ウィザードで、このパブリケーションに SQL Server Compact 3.5 サブスクライバを保持することを指定したので、パブリケーション ウィザードによってアーティクルが適切に構成されます。アーティクルの詳細については、SQL Server 2008 オンライン ブックの「マージ レプリケーションのアーティクルのオプション」を参照してください。

sp_addmergearticle を使用したアーティクルの追加

sp_addmergearticle ストアド プロシージャでは、パブリケーションにアーティクルを追加できます。このストアド プロシージャには、多数の引数があります。引数の 1 つである @compensate\_for\_errors は、SQL Server Compact 3.5 で変更されています。SQL Server Compact 3.5 では、@compensate_for_errors=false と @compensate\_for\_errors=true の両方がサポートされます (以前のバージョンでは @compensate\_for\_errors=true だけがサポートされます)。パブリケーションが @compensate\_for\_errors=false に設定されている場合、問題のある行が変更されるまで、サブスクライバのエラーが表示されます。

次の表は、特定の値を必要とする引数または SQL Server Compact 3.5 サブスクライバを使用する場合に無視される引数の一覧です。

引数 説明または要件 SQL Server のバージョン

@pre_creation_cmd

'drop' のみがサポートされます。

両方

@creation_script

SQL Server Compact 3.5 では無視されます。

両方

@allow_interactive_resolver

SQL Server Compact 3.5 では無視されます。

両方

@logical_record_level_conflict_detection

'false' のみがサポートされます。

SQL Server 2005, SQL Server 2008

@logical_record_level_conflict_resolution

'false' のみがサポートされます。

SQL Server 2005, SQL Server 2008

注意

SQL Server Compact 3.5 では、論理レコードを含むパブリケーションとの同期はサポートされていません。したがって、論理レコード レベルの競合に関連するパラメータは 'false' に設定する必要があります。

参照

概念

パブリケーションの作成
アーティクルへのフィルタの追加
行レベルの監視と列レベルの監視の使用

ヘルプおよび情報

サポートについて (SQL Server Compact 3.5 Service Pack 1)