必要なソフトウェアのインストール
Microsoft SQL Server Compact 3.5 のコンポーネントをインストールするには、その前にデスクトップ コンピューターに以下のソフトウェアをインストールする必要があります。
必要なソフトウェア
以下に、必要なソフトウェアの一覧を示します。
SQL Server とのデータ交換を予定している場合は、開発用コンピューターと IIS を実行するコンピューターのオペレーティング システムを Microsoft Windows XP Professional SP3 (またはそれ以降のクライアント バージョン) あるいは Microsoft Windows Server 2003 (またはそれ以降のサーバー バージョン) にする必要があります。
Windows XP SP3 をインストールする場合は、SQL Server Compact 接続を使用できるよう、HTTP アクセスを有効にする必要があります。既定の設定では、HTTP アクセスは無効になっています。HTTP アクセスを有効にするには、次の操作を行います。
[コントロール パネル] を開きます。
[Windows ファイアウォール] アイコンをクリックします。
[詳細設定] をクリックします。
[ネットワーク接続の設定] 領域の [設定] をクリックします。
[Web サーバー (HTTP)] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックして変更を確認します。
注意
Windows ファイアウォールを構成する方法の詳細については、Microsoft サポート技術情報の記事 875356 を参照してください。
IIS を実行するコンピューターには、Microsoft.NET Framework 2.0 以降のバージョンが必要です。.NET Framework は、Microsoft Visual Studio 2008 以降のバージョンおよび SQL Server 2008 以降のバージョンのインストール時にインストールされます。.NET Framework 2.0 を Microsoft Web サイトからダウンロードするには、.NET Framework 2.0 ダウンロード センターを参照してください。
開発には、サーバー環境に加えて、Microsoft ActiveSync 4.0 以降が必要です。ActiveSync は、ActiveSync ダウンロードから無償でダウンロードできます。
デスクトップ コンピュータへの SQL Server Compact 3.5 のインストールに必要なソフトウェア
OLEDB データ プロバイダを使用していない場合、SQL Server Compact 3.5 のインストールには Microsoft.NET Framework 2.0 以降のバージョンが必要です。.NET Framework 2.0 は、.NET Framework 2.0 ダウンロード センターからダウンロードできます。
デスクトップ コンピュータ用の SQL Server Compact 3.5 インストーラにはランタイム バイナリ ファイルだけが含まれるため、SQL Server Compact 3.5 をデスクトップ コンピュータにインストールする際、次のソフトウェアは必要ありません。
インターネット インフォメーション サービス (IIS)
ActiveSync
Internet Explorer
SQL Server Compact 3.5 をインストールする場合、Visual Studio と SQL Server はいずれも必要ありません。