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サーバー環境のインストール

MicrosoftSQL Server Compact アプリケーションにおいて、MicrosoftSQL Server データベースと SQL Server Compact データベースの間でデータを交換する必要がある場合は、以下のコンポーネントをインストールして構成する必要があります。

  • Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS)

  • SQL Server 2008 R2、SQL Server 2008、または SQL Server 2005 

  • SQL Server Compact サーバー ツール (セットアップ ツール)

次の図は、アプリケーションの開発および SQL Server と SQL Server Compact の間でのデータ交換を行う際に使用する SQL Server Compact 環境を示しています。

SQL Server Everywhere Edition 環境

サーバー環境の種類

SQL Server Compact 環境は、シングルサーバー環境またはマルチサーバー環境として構成できます。シングルサーバー環境では、すべてのコンポーネントを 1 台のコンピュータにインストールします。マルチサーバー環境では、IIS と SQL Server を別々のコンピュータにインストールします。

重要

SQL Server Compact サーバー ツールは、IIS を実行しているコンピュータにインストールする必要があります。

前の図に示すように、スマート デバイスは以下のものに接続できます。

  • IIS と SQL Server を同じコンピュータで実行するシングルサーバー環境

  • IIS と SQL Server を異なる 2 台のコンピュータで実行するマルチサーバー環境

  • 開発環境を実行しているワークステーション

配置されたアプリケーションに最も一般的なシナリオは、マルチサーバー環境です。柔軟性が高く、複雑なセキュリティのニーズにより適合するので、運用環境で一般的に使用されるのはマルチサーバーです。

ただし、SQL Server Compact を初めてセットアップする場合は、シングルサーバー環境をお勧めします。必要なすべてのサーバー ソフトウェアを 1 台のコンピュータにインストールすることで、セットアップ処理を簡略化できます。1 台のコンピュータでシングルサーバー環境と開発環境を組み合わせて、完全な開発とテストの環境を作成することで、セットアップをさらに簡略化できます。シングルサーバー環境のセットアップの詳細については、「シングルサーバー環境」を参照してください。

シングルサーバー環境のセットアップに成功したら、マルチサーバー環境への移行は簡単です。マルチサーバー環境のセットアップの詳細については、「マルチサーバー環境」を参照してください。

関連項目

その他の技術情報

サーバー環境の構成とセキュリティ設定

IIS Server 環境の構成

SQL Server 環境の構成

IIS の接続サポートの構成

セキュリティの詳細構成