チュートリアルの前提条件 (レポート ビルダー)
レポート ビルダー チュートリアルでは、レポート サーバー上またはレポート サーバーと統合されている SharePoint サイト上でレポートを表示および保存できることを前提としています。 データの場合、すべてのチュートリアルでは、SQL Server 2014 のインスタンスで処理する必要があるリテラル クエリを使用します。
レポート サーバーやサイト、またはデータ ソースにアクセスできない場合は、オフラインのレポートを作成することによってレポート ビルダーについて学習できます。 「チュートリアル: オフラインでのクイック グラフ レポートの作成 (レポート ビルダー)」を参照してください。
必要条件
レポート ビルダーのチュートリアルを完了するには、次の条件を満たしている必要があります。
Microsoft SQL Server 2014 Report Builderへのアクセス。 レポート ビルダーを実行するには、スタンドアロン バージョンまたは ClickOnce バージョンのレポート ビルダーを使用します。ClickOnce バージョンは、レポート マネージャーまたは SharePoint サイトから利用できます。 ClickOnce のバージョンでは、最初の手順 (Report Builderを開く方法) のみが異なります。
レポート マネージャーを使用するには、レポート マネージャーを開き、[Report Builder] をクリックします。 既定では、レポート マネージャーの URL は http://<servername>/reports です。
SharePoint サイトを使用する場合は、サイトに移動し、[ドキュメント] タブ、[新しいドキュメント] の順にクリックして、ドロップダウン リストの [レポート ビルダー レポート] をクリックします。 たとえば、http://< servername>/sites/mySite/reports です。 SharePoint 管理者は、各ドキュメント ライブラリのレポート ビルダー レポート機能を有効にする必要があります。
Microsoft SQL Server 2014 Reporting Services (SSRS) レポート サーバーまたは SQL Server 2014 Reporting Services (SSRS) レポート サーバーと統合されている SharePoint サイトへの URL。 レポート、共有データ ソース、共有データセット、レポート パーツ、およびモデルを保存および表示する権限が必要です。 既定では、レポート サーバーの URL は http://< servername>/reportserver です。 既定では、SharePoint サイトの URL は http://< sitename> または http://< server>/site です。
Microsoft SQL Server 2014 インスタンスの名前と、データベースへの読み取り専用アクセスに十分な資格情報。 チュートリアルのデータセット クエリではリテラル データが使用されますが、レポート データセットに必要なメタデータを返すには、各クエリを SQL Server 2014 インスタンスで処理する必要があります。 たとえば、
data source=<servername>
という接続文字列では、サーバーしか指定されていません。 この場合は、そのサーバーにアクセスする権限を付与したシステム管理者によって割り当てられた既定のデータベースに対する読み取りアクセス権が必要です。data source=<servername>;initial catalog=<database>
という接続文字列のように、データベースを指定することもできます。マップを含むチュートリアルの場合は、Bing マップの背景をサポートするようにレポート サーバーが構成されている必要があります。 詳細については、msdn.microsoft.com のオンライン ブックのReporting Servicesドキュメントの「マップ レポートのサポートSQL Server計画する」を参照してください。
チュートリアル「チュートリアル: ドリルスルーとメイン レポートの作成 (Report Builder)」では、Contoso のビジネス インテリジェンス デモ データセットを使用します。 このデータセットは、ContosoDW データ ウェアハウスと Contoso_Retail オンライン分析処理 (OLAP) データベースで構成されています。 このチュートリアルで作成するレポートは、Contoso Sales キューブからレポート データを取得します。 Contoso_Retail OLAP データベースは、 Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。 ダウンロードする必要があるファイルは、ContosoBIdemoABF.exe だけです。 このファイルに OLAP データベースが含まれています。
もう一方のファイル (ContosoBIdemoBAK.exe) は、ContosoDW データ ウェアハウスのファイルです。ContosoDW データ ウェアハウスは、このチュートリアルでは使用しません。
上述の Web サイトには、ContosoRetail.abf バックアップ ファイルを抽出して Contoso_Retail OLAP データベースを復元する手順の説明も含まれています。
OLAP データベースをインストールする Analysis Services インスタンスへのアクセス権が必要です。
レポート サーバー管理者は、レポート サーバーに必要なアクセス許可を付与し、2014 Reporting Services (SSRS) フォルダーの場所SQL Server構成し、既定のオプションReport Builder構成する必要があります。 詳細については、「インストール、アンインストール、およびサポートのReport Builder」を参照してください。