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高度なモデリング (Excel 用データ マイニング アドイン)

[高度なデータ モデリング] オプションを使用すると、ウィザードによって作成されたものとは異なるパラメーターを使用して、カスタム データ マイニング構造とモデルを作成できます。 このセクションで説明する 2 つのウィザードでは、まったく新しいデータ マイニング構造を作成したり、既存のデータ マイニング構造に適用する新しいマイニング モデルを作成したりできます。

マイニング構造の作成

[マイニング構造の作成] ボタン、[データ マイニング] リボンの [

マイニング構造の作成ウィザードを使用すると、新しいデータ マイニング構造を構築できます。 構造とは、指定したデータ ソースから抽出したデータのコレクションです。 マイニング構造は、基になる新しいデータで更新できますが、マイニング構造を作成するときは、分析時のデータの使用方法を定義するデータ型と名前を定義します。

次のデータ ソースを使用して、構造を構築できます。Excel テーブル、Excel 範囲、または Analysis Services データ ソース ビューとして既に定義されている外部データ ソース内のデータ。

テスト用および検証用のデータを構造ごとに確保することができます。 データ ソースを設定するときにこの ホールドアウト データ セット を作成することで、構造に基づくすべてのモデルが、テストに一貫性のあるデータ セットを使用できることを確認できます。

マイニング構造を作成した後、複数のモデルを追加して、異なる分析方法を適用することができます。

マイニング構造の作成ウィザードの使用方法の詳細については、「マイニング構造の作成 (SQL Server データ マイニング アドイン)」を参照してください。

構造へのモデルの追加

[構造にモデルを追加] ボタン [

新しいモデルを構造に追加する場合は、別のアルゴリズムまたは別のパラメーターを使用してデータを分析します。 このオプションは、データ マイニング クライアント ツールで公開されていないアルゴリズムの 1 つを使用してモデルを作成する場合に特に役立ちます。

たとえば、Analysis Services でサポートされている次のような任意のアルゴリズムを使用できます。

  • Linear regression (線形回帰)

  • シーケンス クラスター

  • 入れ子になったデータ セットのアソシエーション分析

使用できるマイニング構造の種類を確認するには、[ モデルの管理 ] または [参照] をクリックして、Analysis Services に格納されているモデルと構造を 参照できます。

現在のセッション中に作成されたデータ マイニング構造、または Analysis Services のインスタンスに保存されたマイニング構造に制限されます。

詳細については、「 構造へのモデルの追加 (Excel 用データ マイニング アドイン)」を参照してください。

参照

モデルの管理 (SQL Server データ マイニング アドイン)
Excel におけるモデルの参照 (SQL Server データ マイニング アドイン)