ごみ箱を構成する (Search Server 2008)
更新日: 2008年7月
適用対象: Microsoft Search Server 2008
トピックの最終更新日: 2008-07-17
ドラフト版のコンテンツ この記事は、この製品の以前のバージョン用に公開されたもので、今回のリリース用に変更されていません。
この手順を実行する前に、システムで Microsoft Search Server 2008 を実行していることを確認してください。
ごみ箱は、Windows SharePoint Services 3.0 または 2007 Office リリースのサーバー製品からドキュメント、リスト アイテム、リスト、フォルダ、ファイルなどを削除した場合のセイフティ ネットとして機能します。これらの製品のユーザーまたはサイトの訪問者が、Web サイトからこれらのアイテムのいずれかを削除した場合、そのアイテムはごみ箱に移動します。ごみ箱では、2 段階のバックアップ保護を使用できます。ファーム管理者はこれらの機能を設定でき、サイト コレクション管理者はごみ箱内のアイテムを表示、復元、または削除することができます。
重要
この手順を完了するには、Search Server 2008 ファーム管理者グループのメンバシップが最低限必要です。
ごみ箱の構成
Search Server 2008 をインストールするか新しい Web アプリケーションを作成するときは、次の既定のごみ箱設定が構成されます。
ごみ箱が有効になります。
アイテムが 30 日後にごみ箱から削除されるようにスケジュールされます。
削除済みデータ バックアップは、削除済みデータ バックアップ用の有効なサイト クォータの 50% を追加するように設定されます。
これらの設定に問題がなければ、これ以上の操作は必要ありません。これらの設定を変更する場合は、次の手順を使用します。
ごみ箱を構成する
SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [アプリケーション構成の管理] タブにある [SharePoint Web アプリケーション構成の管理] セクションで、[Web アプリケーションの全般設定] をクリックします。
[Web アプリケーションの全般設定] ページにある [Web アプリケーション] セクションで、構成する Web アプリケーションをドロップダウン リストから選択します。
[Web アプリケーションの全般設定] ページにある [ごみ箱] セクションには、構成できる設定が 3 つ用意されています。
[オン] または [オフ] を選択して、ごみ箱の状態を設定します。ごみ箱をオフにした場合、他の 2 つのオプションは使用できなくなります。
[ごみ箱にあるアイテムを削除するまでの時間] を選択し、ごみ箱にアイテムを保持する日数を入力するか、またはごみ箱からアイテムが削除されないようにする場合は [指定なし] を選択します。
[削除済みデータ バックアップ用のサイト クォータの割合] を選択し、削除済みデータ バックアップ用の有効なサイト クォータの割合を入力するか、または [オフ] を選択して削除済みデータ バックアップを無効にします。
[OK] をクリックします。
関連項目
概念
ごみ箱とバージョン管理を使用したコンテンツの保護および復元 (Search Server 2008)
バージョン管理を有効化および構成する (Search Server 2008)
クォータを使用してバージョンを管理する (Search Server 2008)