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組み込みツールを使用して Project Server 2007 ファームを復元する

更新日: 2008年11月

 

トピックの最終更新日: 2008-11-19

Microsoft Office Project Server 2007 には、サーバー ファーム、Web アプリケーション、およびコンテンツ データベースを復元するための方法が 2 つ用意されています。SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトを使用する復元では、ユーザー インターフェイスによるわかりやすい操作が実現されています。一方、Stsadm コマンドライン ツールを使用する復元では、さまざまなパラメータが用意されており、回復プロセスを自動化できます。

組み込みツールを使用して Project Server ファームを復元する

ファームを復元する前に、以下の要件が満たされていることを確認してください。

  • SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトを使用してファームを復元するには、データベース サーバーの SQL アカウント、タイマ サービス アカウント、およびサーバーの全体管理のプール アカウントが、バックアップ先の読み取りアクセス権を持っている必要があります。(通常、タイマ サービス アカウントとサーバーの全体管理のプール アカウントは同じです。)

  • Stsadm コマンドライン ツールを使用してファームを復元するには、Windows SharePoint Services 管理サービスがすべてのファーム サーバー上で開始されていることを確認します。このサービスは、スタンドアロン インストールの既定では開始されません。

ファームを復元する前に、以下について検討してください。

  • バージョンが異なる SharePoint 製品とテクノロジへの復元はサポートされていません。移行については、「Project Web Access インスタンスを移行する (Project Server 2007)」を参照してください。

  • 復元後、Search を再び使用できるようになるまでに最大 15 分かかる場合があります。コンテンツすべてのインデックスを再作成する必要がある場合は、さらに長い時間を要する場合があります。Search により全検索およびインデックスの再作成が行われることを避けるため、共有サービス プロバイダ (SSP) ノードの全体をバックアップおよび復元してください。

  • 同じバックアップから、複数の回復を同時に実行することはできません。さらに、一度に実行できるのは、1 つの復元またはバックアップ操作のみです。

ファームを復元するには、次の 2 つの手順のどちらかを実行できます。