Lync Server 2013 のグローバル メディア バイパス オプション
トピック最終更新日時: 2012-10-04
注意
このトピックでは、メディアで仲介サーバーをバイパスする特定のサイトまたはサービスについて、ピア (公衆交換電話ネットワーク (PSTN) ゲートウェイ、IP-PBX、またはインターネット テレフォニー サービス プロバイダーのセッション ボーダー コントローラー (SBC) へのトランクのメディア バイパスが既に構成されていることを前提としています。
ピアに関連付けられている個々のトランク接続に対してメディア バイパスを有効にするだけでなく、メディア バイパスをグローバルに有効にする必要もあります。 グローバル メディア バイパス設定では、PSTN への通話に対してメディア バイパスが常に試行されるように指定するか、ネットワーク サイトとネットワークリージョンへのサブネットのマッピングを使用してメディア バイパスを使用するかを指定できます。これは、通話受付制御によって行われるのと同様に、もう 1 つの高度な音声機能です。 メディア バイパスと通話受付管理の両方が有効になっている場合、メディア バイパスを使用するかどうかを決定するときに、通話受付制御に指定されているネットワークリージョン、ネットワーク サイト、サブネットの情報が自動的に使用されます。 つまり、通話受付制御が有効になっているときに、PSTN への通話に対してメディア バイパスが常に試行されるように指定することはできません。
このトピックでは、Lync Server コントロール パネルと Lync Server Management Shell を一緒に使用して、グローバル メディア バイパス設定を構成する方法について説明します。
注意
こうした手順を使用してメディア バイパスを構成する場合は、クライアントと仲介サーバー ピア (PSTN ゲートウェイ、IP-PBX、SIP トランキング プロバイダーでの SBC など) の間の接続状態が良好であることが前提です。 リンクに帯域幅制限があると、メディア バイパスを通話に適用できません。 メディア バイパスは、すべての PSTN ゲートウェイ、IP-PBX、および SBC と相互運用できるわけではありません。 マイクロソフトでは、認定パートナーの PSTN ゲートウェイと SBC でテストを行い、Cisco IP-PBX でも一定のテストを行いました。 メディア バイパスは、Unified Communications Open Interoperability Program - Lync Server at https://go.microsoft.com/fwlink/p/?linkId=214406.
次の手順: [グローバル メディア バイパス設定] を選択する
特定のサイトまたはサービスのピアへのトランク接続でメディア バイパスを有効にした後は、次のコンテンツを使用して次のいずれかを行います。