IMAP4 サービスを開始および停止する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-02-16
IMAP4 は、既定では Microsoft Exchange Server 2007 で無効になっています。IMAP4 を有効にすると、Exchange 2007 はセキュリティで保護されていない IMAP4 クライアントの通信をポート 143 で、SSL (Secure Sockets Layer) を使用する場合はポート 993 で受信します。
クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている Exchange 2007 コンピュータを使用すると、以下の手順を実行できます。
開始する前に
クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされているコンピュータで以下の手順を実行するには、Local Service アカウントに割り当てられているアクセス許可を持つドメイン アカウントを使用してログオンする必要があります。このアカウントは、そのコンピュータのローカルの Administrators グループのメンバでもある必要があります。
アクセス許可、役割の委任、および Exchange Server 2007 の管理に必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
手順
Microsoft 管理コンソールを使用して IMAP4 サービスを開始および停止するには、次の操作を行います。
[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントして、[サービス] をクリックします。
Microsoft Exchange IMAP4 サービスを開始するには、結果ウィンドウで [Microsoft Exchange IMAP4] を右クリックし、[開始] をクリックします。
Microsoft Exchange IMAP4 サービスを停止するには、結果ウィンドウで [Microsoft Exchange IMAP4] を右クリックし、[停止] をクリックします。
net start コマンドを使用して IMAP4 サービスを開始および停止するには、次の操作を行います。
クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている Exchange サーバーで、コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
サービスを開始するには、コマンド プロンプトで「net start MSExchangeIMAP4」と入力し、Enter キーを押します。
サービスを停止するには、コマンド プロンプトで「net stop MSExchangeIMAP4」と入力し、Enter キーを押します。
コマンド プロンプト ウィンドウを閉じます。
IMAP4 サービスが実行中であることを確認するには、次の操作を行います。
クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている Exchange サーバーで、コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
コマンド プロンプトで「telnet localhost 143」と入力し、Enter キーを押します。Telnet から "+OK Microsoft Exchange IMAP4 server ready" というメッセージが返されたら、IMAP4 は正しく動作しています。
Telnet を終了し、コマンド プロンプト ウィンドウを閉じます。
詳細情報
- IMAP4 サービスを管理する方法の詳細については、「POP3 および IMAP4 の管理」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。