[方法] 主要な検索結果で返されるプロパティを変更する
検索コンポーネントのメタデータ スキーマには、返される主要な検索結果に含めた方がよいカスタム プロパティが含まれている場合があります。検索結果ページでカスタム プロパティの値を表示するには、主要な検索結果 Web パーツのプロパティを次のように変更する必要があります。
検索クエリにカスタム プロパティを追加する。
カスタム プロパティを表示するように XSLT を変更する。
注意
検索クエリには管理プロパティのみを使用できます。カスタム プロパティがクロールされたプロパティの場合は、これらの手順が有効になるように、そのプロパティを管理プロパティにマップする必要があります。詳細については、「メタデータを管理する」を参照してください。
検索クエリにプロパティを追加するには
検索結果ページをブラウザで開き、[サイトの操作] メニューの [ページ コンテンツの編集] をクリックします。
ページが [編集] モードで開いたら、主要な検索結果 Web パーツのドロップダウンの矢印をクリックして、[Web パーツ]メニューを開き、[共有 Web パーツの変更] をクリックします。ツール ウィンドウが開き、Web パーツのプロパティを変更できます。
[結果のクエリ オプション] ノードを展開し、[選択した列] ボックスをクリックします。省略記号 (...) ボタンをクリックして、[選択した列] プロパティの [テキストの入力] ウィンドウを開きます。
次の構文を使用して、<SelectedColumns> セクション内に管理プロパティ名を含むタグを追加します。
<Column Name="PropertyName"/>
[OK] または [適用] をクリックして、変更を Web パーツに保存します。
これで、返される検索結果にプロパティ値が含まれます。「[方法] 検索結果 XML データを表示する」に記載されている手順を使用して、これを確認できます。
注意
プロパティを検索結果の一部として表示するには、Web パーツの [XSL] プロパティを変更する必要があります。
新しいプロパティを含めるように Web パーツの XSLT を変更するには
前述の手順の手順 1. および 2. を繰り返します。
[その他] ノードを展開し、[XSL] プロパティ ボックスをクリックします。[XSL] プロパティの [テキストの入力] ウィンドウを開くには、表示された省略記号 (...) ボタンをクリックします。
ウィンドウの内容を XML エディタにコピーします。このエディタで、カスタム プロパティを表示するように XSLT コードを変更します。
プロパティの表示方法によって、加える変更が異なります。たとえば、同じ形式を使用して、Author および LastModified プロパティと共にカスタム プロパティを表示することができます。
DisplayString テンプレートを使用して、これらのプロパティの XML を変換します。これらのプロパティの <xsl:call-template> 要素を見つけるには、次の文字列を検索します。
call-template name="DisplayString"
このセクションで、新しいプロパティの <xsl:call-template> 要素を追加し、Author または LastModified プロパティに対して使用される構文をコピーします。
次の構文を使用します。
<xsl:call-template name="DisplayString"> <xsl:with-param name="str" select="CustomProperty" /> <xsl:with-param name="prop">Custom Property:</xsl:with-param> </xsl:call-template>
または、カスタム プロパティ用の新しいテンプレートを作成し、<xsl:call-template> 要素を使用してこのテンプレートを指定することもできます。この処理の詳細については、MSDN を参照してください。