ms:type-local-name([node-set]) 関数
指定されたノード セット内の現在のノード、または (ドキュメント順で) 最初のノードの XSD 型の修飾されない名前を返します。
string ms:type-local-name([node-set])
解説
単純型の場合、type-local-name
関数は "ID" や "ENTITY" などの名前を返します。 name
属性が指定されている XSD の複合型の場合、type-local-name
関数は、"Class"などの非修飾名を返します。 名前のない型の場合、この関数は空の文字列を返します。
次に示すサンプル式では、XSD に組み込み済みのプリミティブなデータ型 "string" を持つすべてのノードを選択します。
"//*[ms:type-local-name()='string')]"
例
次の例では、XSLT テンプレート規則を使用して books.xml の全要素を選択し、books.xsd の定義に従って、その要素のデータ型を出力します。
XML ファイル (books.xml)
books.xml を使用します。
XSD ファイル (books.xsd)
books.xsd を使用します。
XSLT ファイル (books.xslt)
HTML ファイル (books.html)
この HTML ファイルには、XML ファイル、XSLT ファイル、XSD ファイルの読み込みを処理する JScript が含まれます。
出力
x:catalog is of
book is of
author is of string
Gambardella, Matthew
title is of string
XML Developer's Guide
genre is of string
Computer
price is of float
44.95
publish_date is of date
2000-10-01
description is of string
An in-depth look at creating applications with XML.
x:catalog
要素と book
要素は、名前のないデータ型であることに注意してください。
参照
リファレンス
XML スキーマ (XSD) リファレンス
XML データ型リファレンス