モデル ファイルとマッピング ファイルを組み込みリソースにする方法 (Entity Framework)
Entity Framework を使用すると、モデル ファイルとマッピング ファイルをアプリケーションの組み込みリソースとして配置できます。 モデル ファイルとマッピング ファイルが組み込まれたアセンブリは、エンティティ接続と同じアプリケーション ドメインに読み込む必要があります。 詳細については、「接続文字列 (Entity Framework)」を参照してください。 既定では、Entity Data Model ツールによって、モデル ファイルとマッピング ファイルが組み込まれます。 モデル ファイルとマッピング ファイルを手動で定義する場合は、Entity Framework アプリケーションと共にモデル ファイルとマッピング ファイルが組み込みリソースとして確実に配置されるように、この手順を使用します。
注 : |
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組み込みリソースを保持するには、モデル ファイルとマッピング ファイルを変更するたびに、この手順を繰り返す必要があります。 |
モデル ファイルとマッピング ファイルを組み込むには
ソリューション エクスプローラーで、概念 (.csdl) ファイルを選択します。
[プロパティ] ペインで、[ビルド アクション] を [組み込まれたリソース] に設定します。
ストレージ (.ssdl) ファイルとマッピング (.msl) ファイルに対して手順 1. と手順 2. を繰り返します。
ソリューション エクスプローラーで、App.config ファイルをダブルクリックし、次のいずれかの形式に基づいて connectionString 属性の Metadata パラメーターを変更します。
Metadata=
res://<assemblyFullName>/<resourceName>;
Metadata=
res://*/<resourceName>;
Metadata=res://*;
詳細については、「接続文字列 (Entity Framework)」を参照してください。
例
次の接続文字列は、AdventureWorks Sales Model の組み込みモデル ファイルとマッピング ファイルを参照しています。 この接続文字列は、プロジェクトの App.config ファイルに格納されています。
<connectionStrings>
<add name="AdventureWorksEntities" connectionString="metadata=
res://AWSalesSample/Microsoft.Samples.Edm.AdventureWorks.csdl|
res://AWSalesSample/Microsoft.Samples.Edm.AdventureWorks.ssdl|
res://AWSalesSample/Microsoft.Samples.Edm.AdventureWorks.msl;
provider=System.Data.SqlClient;provider connection string='Data Source=localhost;
Initial Catalog=AdventureWorks;Integrated Security=True;'"
providerName="System.Data.EntityClient" />
</connectionStrings>
参照
処理手順
接続文字列を定義する方法 (Entity Framework)
EntityConnection の接続文字列を作成する方法 (Entity Framework)