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モデル ファイルとマッピング ファイルを組み込みリソースにする方法 (Entity Framework)

Entity Framework  を使用すると、モデル ファイルとマッピング ファイルをアプリケーションの組み込みリソースとして配置できます。 モデル ファイルとマッピング ファイルが組み込まれたアセンブリは、エンティティ接続と同じアプリケーション ドメインに読み込む必要があります。 詳細については、「接続文字列 (Entity Framework)」を参照してください。 既定では、Entity Data Model ツールによって、モデル ファイルとマッピング ファイルが組み込まれます。 モデル ファイルとマッピング ファイルを手動で定義する場合は、Entity Framework アプリケーションと共にモデル ファイルとマッピング ファイルが組み込みリソースとして確実に配置されるように、この手順を使用します。

Cc716717.note(ja-jp,VS.100).gif注 :
組み込みリソースを保持するには、モデル ファイルとマッピング ファイルを変更するたびに、この手順を繰り返す必要があります。

モデル ファイルとマッピング ファイルを組み込むには

  1. ソリューション エクスプローラーで、概念 (.csdl) ファイルを選択します。

  2. [プロパティ] ペインで、[ビルド アクション][組み込まれたリソース] に設定します。

  3. ストレージ (.ssdl) ファイルとマッピング (.msl) ファイルに対して手順 1. と手順 2. を繰り返します。

  4. ソリューション エクスプローラーで、App.config ファイルをダブルクリックし、次のいずれかの形式に基づいて connectionString 属性の Metadata パラメーターを変更します。

    • Metadata= res://<assemblyFullName>/<resourceName>;

    • Metadata= res://*/<resourceName>;

    • Metadata=res://*;

    詳細については、「接続文字列 (Entity Framework)」を参照してください。

次の接続文字列は、AdventureWorks Sales Model の組み込みモデル ファイルとマッピング ファイルを参照しています。 この接続文字列は、プロジェクトの App.config ファイルに格納されています。

  <connectionStrings>
      <add name="AdventureWorksEntities" connectionString="metadata=
           res://AWSalesSample/Microsoft.Samples.Edm.AdventureWorks.csdl|
           res://AWSalesSample/Microsoft.Samples.Edm.AdventureWorks.ssdl|
           res://AWSalesSample/Microsoft.Samples.Edm.AdventureWorks.msl;
              provider=System.Data.SqlClient;provider connection string='Data Source=localhost;
           Initial Catalog=AdventureWorks;Integrated Security=True;'"
           providerName="System.Data.EntityClient" />
</connectionStrings>

参照

処理手順

接続文字列を定義する方法 (Entity Framework)
EntityConnection の接続文字列を作成する方法 (Entity Framework)

その他のリソース

モデリングとマッピング (Entity Framework)
Entity Data Model Tools