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<httpWebRequest> 要素 (ネットワーク設定)

更新 : 2007 年 11 月

Web 要求パラメータをカスタマイズします。

<configuration> 要素
  <system.Net> 要素 (ネットワーク設定)
    <settings> 要素 (ネットワーク設定)
      <httpWebRequest> 要素 (ネットワーク設定)

<httpWebRequest
  maximumResponseHeadersLength="size"
  maximumErrorResponseLength="size"
  maximumUnauthorizedUploadLength="size"
  useUnsafeHeaderParsing="true|false"
/>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性

説明

maximumResponseHeadersLength

応答ヘッダーの最大長を KB で指定します。既定は 64 です。-1 の値は、応答ヘッダーにサイズ制限が設定されていないことを示しています。

maximumErrorResponseLength

エラー応答の最大長を KB で指定します。既定は 64 です。-1 の値は、エラー応答にサイズ制限が設定されていないことを示しています。

maximumUnauthorizedUploadLength

未承認エラー コードに応答してアップロードする最大長をバイトで指定します。既定は -1 です。-1 の値は、アップロードにサイズ制限が設定されていないことを示しています。

useUnsafeHeaderParsing

安全でないヘッダー解析が有効であるかどうかを指定します。既定値は、false です。

子要素

なし。

親要素

要素

説明

settings

System.Net 名前空間の基本的なネットワーク オプションを設定します。

解説

既定では、.NET Framework は URI 解析に対して RFC 2616 を厳密に適用します。一部のサーバーの応答では、禁止されたフィールドに制御文字が含まれる場合があり、HttpWebRequest.GetResponse() メソッドが WebException をスローする原因となります。useUnsafeHeaderParsingtrue に設定されている場合、HttpWebRequest.GetResponse() はスローしませんが、アプリケーションはいくつかのフォームの URI 解析攻撃を受けやすくなります。最良のソリューションは、応答に制御文字が含まれないように、サーバーを変更することです。

構成ファイル

この要素は、アプリケーション構成ファイルまたはマシン構成ファイル (Machine.config) で使用できます。

使用例

次のコード例は、通常の最大ヘッダー長より大きい値を指定する方法を示しています。

<configuration>
  <system.net>
    <settings>
      <httpWebRequest
        maximumResponseHeadersLength="128"
      />
    </settings>
  </system.net>
</configuration>

参照

参照

ネットワーク設定スキーマ

MaximumResponseHeadersLength