XmlValidatingReader コンストラクタ (Stream, XmlNodeType, XmlParserContext)
値を指定して、XmlValidatingReader クラスの新しいインスタンスを初期化します。
名前空間: System.Xml
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)
構文
'宣言
Public Sub New ( _
xmlFragment As Stream, _
fragType As XmlNodeType, _
context As XmlParserContext _
)
'使用
Dim xmlFragment As Stream
Dim fragType As XmlNodeType
Dim context As XmlParserContext
Dim instance As New XmlValidatingReader(xmlFragment, fragType, context)
public XmlValidatingReader (
Stream xmlFragment,
XmlNodeType fragType,
XmlParserContext context
)
public:
XmlValidatingReader (
Stream^ xmlFragment,
XmlNodeType fragType,
XmlParserContext^ context
)
public XmlValidatingReader (
Stream xmlFragment,
XmlNodeType fragType,
XmlParserContext context
)
public function XmlValidatingReader (
xmlFragment : Stream,
fragType : XmlNodeType,
context : XmlParserContext
)
パラメータ
- xmlFragment
解析する XML フラグメントを含んでいるストリーム。
- fragType
XML フラグメントの XmlNodeType。これは、フラグメントに何を含めることができるかを判断します (次の表を参照)。
- context
XML フラグメントの解析先の XmlParserContext。これには、使用する XmlNameTable、エンコーディング、名前空間スコープ、現在の xml:lang、および xml:space スコープが含まれます。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
fragType が、次の表に示すノード型の 1 つではありません。 |
解説
注意
Microsoft .NET Framework version 2.0 では、XmlValidatingReader クラスは使用されなくなりました。検証を実行する XmlReader のインスタンスは、XmlReaderSettings クラスおよび Create メソッドを使用して作成できます。詳細については、「XmlReader による XML データの検証」を参照してください。
このコンストラクタは、指定した文字列を XML のフラグメントとして解析します。XML フラグメントが要素または属性の場合は、整形式 XML ドキュメントのルート レベルの規則をバイパスできます。
fragType の有効値と、リーダーによる異なるノード型の解析方法の一覧を次の表に示します。
XmlNodeType |
フラグメントに含まれる |
---|---|
Element |
任意の有効な要素の内容 (たとえば、要素、コメント、処理命令、cdata、テキスト、エンティティ参照の任意の組み合わせなど)。 |
Attribute |
属性の値 (引用符の内側の部分)。 |
Document |
XML ドキュメント全体の内容。これは、ドキュメント レベル規則を適用します。 |
リーダーは、次の手順を使用してストリームのエンコーディングを判断します。
XmlParserContext.Encoding プロパティをチェックして、エンコーディングを判断します。
Encoding プロパティが null 参照 (Visual Basic では Nothing) の場合、リーダーは、ストリームの先頭でバイト順のマークを確認します。
Encoding プロパティが null 参照 (Visual Basic では Nothing) で、バイト順のマークが見つからない場合は、リーダーは、ストリームが UTF-8 でエンコードされることを前提とします。
このリーダーがドキュメント型定義 (DTD) を使用して検証 (つまり、ValidationType を ValidationType.DTD または ValidationType.Auto に設定) する場合、コンストラクタで指定した XmlParserContext で必要な DocumentType 情報をすべて提供する必要があります。
注意
DTD を使用してフラグメントを検証できません。定義上は、DTD では検証のためにドキュメント全体を読み込む必要があります。
このリーダーが XML-Data Reduced (XDR) または XML スキーマ定義言語 (XSD) スキーマを使用して検証する場合は、Schemas プロパティを使用して、このスキーマを含む XmlSchemaCollection を指定します (つまり、XmlParserContext で DocumentType 情報を提供する必要はありません)。
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
バージョン情報
.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
参照
関連項目
XmlValidatingReader クラス
XmlValidatingReader メンバ
System.Xml 名前空間