非同期呼び出しの組み込み
.NET 非同期プログラミングでは、プログラムの実行を継続したまま .NET クラス メソッドを呼び出すことができます。この呼び出しは、指定されたコールバックが作成されるか、コールバックが指定されていない場合は呼び出しに対するブロッキング、ポーリング、または待機が完了した時点で終了します。たとえば、メイン プログラムの実行中に、大きなリストを列挙するメソッドをプログラムから呼び出すことができます。列挙が完了するとコールバックが作成され、プログラムがコールバックを処理します。
非同期プログラミングの機能は、次を始めとする .NET Framework のさまざまな機能によってサポートされます。
- ファイル IO、ストリーム IO、ソケット IO
- ネットワーキング : HTTP、TCP
- リモート チャネル (HTTP、TCP) およびプロキシ
- ASP.NET を使用して作成された XML Web サービス
- ASP.NET Web フォーム
- MessageQueue クラスを使用したメッセージ キュー
- 非同期デリゲート
このセクションの内容
- 非同期プログラミングの概要
通常の同期メソッドを非同期的に呼び出す 4 つの方法を示すサンプル コードを示します。 - 非同期プログラミングのデザイン パターン
非同期デザイン パターンについて説明します。非同期デザイン パターンは、非同期操作を実行するための効率的で一貫性のあるプログラミング モデルを提供します。 - 非同期デリゲート
非同期デリゲートについて説明します。非同期デリゲートは、同期メソッドを非同期に呼び出す機能を提供します。
関連項目
- AsyncCallback デリゲート
AsyncCallback デリゲートのプログラミング リファレンスです。