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DbDataAdapter.FillSchema メソッド (DataTable, SchemaType, IDbCommand, CommandBehavior)

  • [アーティクル]

指定した SchemaType 、コマンド文字列、および CommandBehavior 値に基づいて、指定した DataTable のスキーマを設定します。

Overloads Protected Overridable Function FillSchema( _
   ByVal dataTable As DataTable, _   ByVal schemaType As SchemaType, _   ByVal command As IDbCommand, _   ByVal behavior As CommandBehavior _) As DataTable
[C#]
protected virtual DataTable FillSchema(DataTabledataTable,SchemaTypeschemaType,IDbCommandcommand,CommandBehaviorbehavior);
[C++]
protected: virtual DataTable* FillSchema(DataTable* dataTable,SchemaTypeschemaType,IDbCommand* command,CommandBehaviorbehavior);
[JScript]
protected function FillSchema(
   dataTable : DataTable,schemaType : SchemaType,command : IDbCommand,behavior : CommandBehavior) : DataTable;

パラメータ

  • dataTable
    データ ソースから返されたスキーマを格納するための DataTable 。
  • schemaType
    SchemaType 値の 1 つ。
  • command
    データ ソースから行を取得するために使用する SQL SELECT ステートメント。
  • behavior
    CommandBehavior 値の 1 つ。

戻り値

データ ソースから返されたスキーマ情報が格納された DataTable オブジェクト。

解説

FillSchema メソッドは、 SelectCommand を使用して、データ ソースからスキーマを取得します。 SelectCommand に関連付けられた接続オブジェクトは、有効なものでなければなりませんが、開いている必要はありません。 FillSchema を呼び出す前に接続が閉じていた場合は、接続が開かれ、データを取得した後で再び閉じられます。 FillSchema を呼び出す前に接続が開いていた場合は、接続は開いたままになります。

FillSchema は、指定された DataSet に DataTable を追加します。次に、 DataTable の DataColumnCollection に列を追加します。データ ソースに次の DataColumn プロパティが存在する場合は、それを設定します。

また、 FillSchema は、次の規則に従って、 PrimaryKey プロパティと Constraints プロパティも設定します。

  • SelectCommand によって 1 つ以上の主キー列が返された場合は、それを DataTable の主キー列として使用します。
  • 主キー列が返されず、一意の列が返された場合、それらの列すべてが null 値を許容しないときに限り、一意の列を主キーとして使用します。いずれかの列が null 値を許容するときは、 ConstraintCollection に UniqueConstraint を追加します。 PrimaryKey プロパティは設定しません。
  • 主キー列と一意の列の両方が返された場合は、主キー列を DataTable の主キー列として使用します。

主キーおよび UNIQUE 制約は上記の規則に従って ConstraintCollection に追加されますが、その他の種類の制約は追加されないことに注意してください。

DataTable へのデータの格納中に重複する列が見つかった場合、2 番目以降の列に対しては、 IDataAdapter によって columnname1、columnname2、columnname3 のような形式の名前が生成されます。受信したデータに無名の列が含まれていた場合は、Column1、Column2 のような形式の名前で DataSet に列が格納されます。 DataSet に複数結果セットを追加するときは、各結果セットが個別のテーブルに格納されます。2 番目以降の結果セットには、指定されたテーブル名に整数値を追加した名前が付けられます。たとえば、Table、Table1、Table2 のようになります。アプリケーションで列名およびテーブル名を使用するときは、これらの形式の名前と衝突しないように注意する必要があります。

FillSchema は、行を返しません。 DataTable に行を追加するには、 Fill メソッドを使用します。

メモ   複数の結果を返すバッチ SQL ステートメントを処理する場合、.NET Framework Data Provider for OLE DB の FillSchema の実装では、最初の結果のスキーマ情報だけが取得されます。複数の結果のスキーマ情報を取得するには、 MissingSchemaAction を AddWithKey に設定して Fill を使用します。

FillSchema を使用する場合、.NET Framework Data Provider for SQL Server は、実行するステートメントに FOR BROWSE 句を追加します。SET FMTONLY ON ステートメントの使用による干渉などの副作用に注意してください。詳細については、SQL Server Books Online を参照してください。

実装時の注意: FillSchema メソッドのこの実装はプロテクトされており、.NET Framework データ プロバイダでの使用を想定しています。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET

参照

DbDataAdapter クラス | DbDataAdapter メンバ | System.Data.Common 名前空間 | DbDataAdapter.FillSchema オーバーロードの一覧 | Fill