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New-CMRequirementRuleExpression

  • リファレンス
モジュール:
ConfigurationManager

複雑な式を使用してカスタム グローバル条件を評価する要件ルールを作成します。

構文

New-CMRequirementRuleExpression
   [-AddAsGroup]
   [-AddExpression <ExpressionBase[]>]
   [-AddRequirementRule <Rule[]>]
   [-ClauseOperator <ConnectOperator>]
   [-GroupOperator <ConnectOperator>]
   [-RootExpression <ExpressionBase>]
   [-DisableWildcardHandling]
   [-ForceWildcardHandling]
   [<CommonParameters>]

説明

このコマンドレットを使用して、複雑な式を使用してカスタム グローバル条件を評価するアプリケーション展開の種類に対して要件ルールを作成します。 グローバル条件を作成する場合、 条件の種類 は Expression である必要があります。 これらの式を使用すると、複数の句を追加し、論理演算子でグループ化できます。

式を使用してカスタム グローバル条件を作成するには、 New-CMGlobalConditionExpression コマンドレットを 使用します。

New-CMRequirementRuleExpression コマンドレットを使用した後、展開の種類として Add またはSet- のいずれかのコマンドレットを使用します。 この要件ルール オブジェクトを AddRequirement パラメーターまたは RemoveRequirement パラメーターに渡します。

詳細については、「 展開の種類の要件 」および「 グローバル条件の作成」を参照してください。

注:

PS XYZ:\>など、Configuration Manager サイト ドライブから Configuration Manager コマンドレットを実行します。 詳細については、「作業の 開始」を参照してください。

例

例 1: 基本式を追加する

$rule1 = Get-CMGlobalCondition -Name "Total physical memory" | New-CMRequirementRuleCommonValue -Value1 2048 -RuleOperator GreaterEquals
$myRuleExpression = New-CMRequirementRuleExpression -AddRequirementRule $rule1
$myGC = New-CMGlobalConditionExpression -Name "GCExp" -DeviceType Windows -RootExpression $myRuleExpression

例 2: 複雑なグローバル条件式を追加する

$ruleProc = Get-CMGlobalCondition -Name "Number of processors" | New-CMRequirementRuleCommonValue -Value1 2 -RuleOperator GreaterEquals
$ruleMem1 = Get-CMGlobalCondition -Name "Total physical memory" | New-CMRequirementRuleCommonValue -Value1 2048 -RuleOperator GreaterThan
$ruleMem2 = Get-CMGlobalCondition -Name "Total physical memory" | New-CMRequirementRuleCommonValue -Value1 4096 -RuleOperator LessEquals
$ruleCPUSpeed1 = Get-CMGlobalCondition -Name "CPU Speed" | New-CMRequirementRuleCommonValue -Value1 5120 -RuleOperator LessEquals
$ruleCPUSpeed2 = Get-CMGlobalCondition -Name "CPU Speed" | New-CMRequirementRuleCommonValue -Value1 1024 -RuleOperator GreaterThan
$expressionProc = New-CMRequirementRuleExpression -AddRequirementRule $ruleProc
$expressionMem = New-CMRequirementRuleExpression -AddRequirementRule $ruleMem1, $ruleMem2 -ClauseOperator And
$expressionCPU = New-CMRequirementRuleExpression -AddRequirementRule $ruleCPUSpeed1, $ruleCPUSpeed2 -ClauseOperator And
$myRuleExpression = New-CMRequirementRuleExpression -RootExpression $expressionProc -AddExpression $expressionMem,$expressionCPU -ClauseOperator And -AddAsGroup -GroupOperator Or
$myGC = New-CMGlobalConditionExpression -Name "GCExp" -DeviceType Windows -RootExpression $myRuleExpression

パラメーター

-AddAsGroup

式をグループとして追加するには、このパラメーターを追加します。 AddExpression パラメーターを使用して、複数の式を指定します。 コネクタを指定するには、 GroupOperator パラメーターを使用します。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-AddExpression

新しい式に追加する 1 つ以上の式オブジェクトを指定します。 この同じコマンドレットを使用して、これらのオブジェクトを作成します。 RootExpression パラメーターを使用して、最初の式を指定します。

型:ExpressionBase[]
Aliases:AddExpressions
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-AddRequirementRule

式の要件オブジェクトの配列を指定します。 要件ルール オブジェクトを作成するには、次のいずれかのコマンドレットを使用します。

型:Rule[]
Aliases:AddRequirementRules
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-ClauseOperator

複数の式間のコネクタとして使用する論理演算子を指定します。

型:ConnectOperator
指定可能な値:And, Or
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-DisableWildcardHandling

このパラメーターは、ワイルドカード文字をリテラル文字の値として扱います。 ForceWildcardHandling と組み合わせることはできません。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-ForceWildcardHandling

このパラメーターはワイルドカード文字を処理し、予期しない動作が発生する可能性があります (推奨されません)。 DisableWildcardHandling と組み合わせることはできません。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-GroupOperator

グループ間のコネクタとして使用する論理演算子を指定します。 AddAsGroup パラメーターでこのパラメーターを使用します。

型:ConnectOperator
指定可能な値:And, Or
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-RootExpression

このパラメーターで最初の式を指定します。 この同じコマンドレットを使用して式オブジェクトを作成します。 複数の式を追加するには、 AddExpression パラメーターも使用します。

型:ExpressionBase
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

入力

None

出力

System.Object