クエリペインの使用
Power Query では、さまざまなクエリを作成することになります。 多くのテーブルからデータを取得する場合でも、元のクエリを複製する場合でも、クエリの数は増加します。
クエリ間を移動するには、[クエリ] ウィンドウを使用します。
[クエリ] ウィンドウを使用した移動
[クエリ] ウィンドウの最も基本的な使用方法は、すべてのクエリに移動することです。 このナビゲーションはエクスプローラーに似ています。 クエリを切り替えるには、移動先のクエリを選択するだけです。
Note
Power Query Online エディターでの一部のアクションは、Power Query Desktop エディターでのアクションと異なる場合があります。 これらの違いについては、この記事で説明します。
[クエリ] ウィンドウでの基本的なアクション
クエリのコンテキスト メニューは、全体的にリボンおよびエディターの機能に似ていますが、これを使用すると、クエリへの変換を直接行うことができます。
これらのアクションにアクセスするには、[クエリ] ウィンドウのコンテキスト メニュー (右クリック メニュー) を開きます。
Online と Desktop の違い:
Power Query Online
Power Query Desktop
さらに理解を深められるように、どちらにも関連するすべてのコンテキスト メニュー アクションについて説明します。
クエリの名前を変更する
クエリの名前を直接変更するには、クエリの名前をダブルクリックします。 このアクションを使用すれば、すぐに名前を変更できます。
クエリの名前を変更するオプションは、他にも次の方法があります。
コンテキスト メニューにアクセスし、[名前の変更] を選択します。
[クエリの設定] にアクセスし、[名前] 入力フィールドに別の名前を入力します。
クエリを削除する
クエリを削除するには、そのクエリに対してコンテキスト ペインを開き、[削除] を選択します。 削除を確認する追加のポップアップが表示されます。 削除を完了させるには、[削除] ボタンを選択します。
クエリの複製
クエリを複製すると、選択しているクエリのコピーが作成されます。
ご利用のクエリを複製するには、そのクエリに対してコンテキスト ペインを開き、[複製] を選択します。 [クエリ] ウィンドウの横に、複製された新しいクエリが表示されます。
クエリの参照
クエリを参照すると、新しいクエリが作成されます。 この新しいクエリでは、前のクエリを複製しなくても、そのクエリの手順が使用されます。 さらに、元のクエリに対する変更が、参照先のクエリに転送されます。
ご利用のクエリを参照するには、そのクエリに対してコンテキスト ペインを開き、[参照] を選択します。 [クエリ] ウィンドウの横に、参照された新しいクエリが表示されます。
コピーと貼り付け
コピーしたクエリを Power Query エディターに配置する場合は、コピーと貼り付けを使用できます。
Note
Power Query でクエリをコピーして貼り付ける方法の詳細については、「クエリの共有」を参照してください。
[クエリ] ウィンドウのコンテキスト ペインのオプション
[クエリ] ウィンドウには、他にも使用できるコンテキスト ペイン オプションがいくつかあります。 それらのオプションとは、[新しいクエリ]、[クエリのマージ]、[新しいパラメーター]、および [新しいグループ] です。
これらのアクションにアクセスするには、[クエリ] ウィンドウのコンテキスト メニュー (右クリック メニュー) を開きます。
Online と Desktop の違い:
Power Query Online
Power Query Desktop
さらに理解を深められるように、どちらにも関連するすべてのコンテキスト メニュー アクションについてもう一度説明します。
新しいクエリ
コンテキスト メニューでのオプションとして Power Query エディターにデータをインポートできます。
このオプションは、[データの取得] 機能と同じように機能します。
Note
Power Query にデータを取得する方法については、「データの取得」を参照してください。
クエリのマージ
コンテキスト メニューから [クエリのマージ] オプションを選択すると、[クエリのマージ] 入力画面が開きます。
このオプションは、リボン上に、またエディターのその他の領域に配置されている [クエリのマージ] 機能と同じように機能します。
Note
クエリのマージ機能の使用方法の詳細については、クエリのマージの概要を参照してください。
新しいパラメーター
コンテキスト メニューから [新しいパラメーター] オプションを選択すると、[新しいパラメーター] 入力画面が開きます。
このオプションは、リボンに配置されている [新しいパラメーター] 機能と同じように機能します。
Note
Power Query の パラメータ の詳細については、パラメータの使用 を参照してください。
新しいグループ
整理を目的として、フォルダーを作成し、クエリをフォルダーに移動したり、フォルダーから移動したりできます。 これらのフォルダーは グループ と呼ばれます。
クエリをグループに移動するには、特定のクエリに対してコンテキスト メニューを開きます。
メニューで、[グループへ移動] を選択します。
次に、クエリを配置するグループを選択します。
この移動は次の図のようになります。 上記と同じ手順を使用すると、[クエリ (ルート)] または別のグループを選択して、クエリをグループの外に移動することもできます。
Power Query のデスクトップ バージョンでは、クエリをフォルダーにドラッグ アンド ドロップすることもできます。