データ接続文字列を作成する (Power BI Report Builder)
適用対象: Power BI Report Builder Power BI Desktop
改ページ対応レポートにデータを含めるには、まず "データ ソース" への "接続文字列" を作成する必要があります。 この記事では、データの接続文字列の作成方法と、データ ソースの資格情報に関連する重要な情報について説明します。 データ ソースには、データ ソースの種類、接続情報、および使用する資格情報の種類が含まれています。 詳細については、「Power BI Report Builder のレポート データの概要」を参照してください。
使用できるデータ ソース
サポートされるデータ ソースの完全な一覧については、「Power BI の改ページ対応レポートでサポートされるデータ ソース」を参照してください。
一般的な接続文字列の例
接続文字列は、データ プロバイダーの接続プロパティのテキスト表現です。 次の表に、さまざまなデータ接続の種類に対応する接続文字列の例をいくつか示します。
データ ソース | 例 | 説明 |
---|---|---|
SQL Server 名前付きインスタンス | Data Source=<host>\MSSQL15.<InstanceName>; Initial Catalog=AdventureWorks |
データ ソースの種類を Microsoft SQL Serverに設定します。 |
Azure SQL データベース | Data Source=<host>.database.windows.net; Initial Catalog=AdventureWorks; Encrypt=True |
データ ソースの種類を Microsoft Azure SQL Database に設定します。 |
Sales パースペクティブを持つ Analysis Services テーブル モデル データベース | Data Source=<servername>; Initial Catalog=Adventure Works DW; cube='Sales' |
データ ソースの種類を Microsoft SQL Server Analysis Servicesに設定します。 cube= 設定にパースペクティブの名前を指定します。 |
Azure Analysis Services | Data Source=asazure://aspaaseastus2.asazure.windows.net/<server name>; Initial Catalog=AdventureWorks |
データ ソースの種類を [Azure Analysis Services] に設定します。 |
Oracle サーバー | Data Source=<host> |
データ ソースの種類を [Oracle Database] に設定します。 Oracle クライアント ツールは、Report Builder コンピューターと、Power BI Gateway をホストするコンピューターにインストールする必要があります。 詳細については、「Oracle の接続の種類 (Power BI Report Builder)」を参照してください。 |
Teradata データ ソース | Database=<database name>; Data Source=<NNN>.<NNN>.<NNN>.<NNN>; Use X Views=False; Restrict to Default Database=True |
前の例と同様に、データ ソースの種類を Teradataに設定します。 Database タグで指定した既定のデータベースのみを使用して、データ間の関係を自動的に検出しないようにしてください。 |
Power BI セマンティック モデル | Data Source=powerbi://api.powerbi.com/v1.0/myorg/<workspacename>; Initial Catalog=<datasetname> |
データ ソースの種類を [Microsoft SQL Server Analysis Services] に設定し、[資格情報] タブで [資格情報を使用しない] を選びます。 |
式に基づく接続文字列
Note
式ベースの接続文字列は、Power BI サービスではサポートされていません