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Power BI レポート ビルダー でページ分割されたレポートのパラメーターを作成する

適用対象: Power BI Report Builder Power BI Desktop

この記事では、Power BI サービスに表示されるページ分割されたレポートのパラメーターを Power BI レポート ビルダーで作成する方法について説明します。 レポート パラメーターは、レポート閲覧者がレポート データを選択し、レポートのプレゼンテーションを変更する方法を提供します。 既定値や使用可能な値のリストを指定できます。 レポートの閲覧者は、選択内容を変更できます。 また、パラメーター テキスト ボックスに入力して、値を検索することもできます。 Power BI サービスにおけるパラメーターの操作方法を確認するには、ページ分割されたレポートのパラメーターの表示に関する記事を参照してください。

次の図は、@BuyingGroup、@Customer、@FromDate、@ToDate の各パラメーターを指定したレポートの Power BI レポート ビルダーのデザイン ビューを示しています。

レポート ビルダーのパラメーターを示すスクリーンショット。

  1. レポート データ ペインのレポート パラメーター。

  2. データセット内のいずれかのパラメーターを含むテーブル。

  3. パラメーター ペイン。 パラメーター ペインのパラメーターのレイアウトをカスタマイズすることができます。

  4. @FromDate パラメーターと @ToDate パラメーターのデータ型は DateTime です。 レポートを表示する場合は、テキスト ボックスに日付を入力するか、カレンダー コントロールで日付を選択するか、[今日の日付に移動] を選択できます。

  5. [データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスに表示される 1 つのプロパティ。

前提条件

Power BI の改ページ対応レポート (.rdl ファイル) のライセンス要件は、Power BI レポート (.pbix ファイル) の場合と同じです。

レポート パラメーターを作成または編集する

  1. ページ分割されたレポートを Power BI レポート ビルダーで開きます。

  2. レポート データ ペインで、パラメーター ノードを右クリックして、>[パラメーターの追加] を選択します。 [レポート パラメーターのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [名前] にパラメーターの名前を入力するか、または既定の名前をそのまま使用します。

  4. [プロンプト] に、ユーザーがレポートを実行するときにパラメーター テキスト ボックスの横に表示するテキストを入力します。

  5. [データ型] で、パラメーター値のデータ型を選択します。

  6. 空白の値を含めることができる場合は、 [空白の値を許可] をオンにします。

  7. パラメーターに NULL 値を含めることができる場合は、 [NULL 値を許可] をオンにします。

  8. パラメーターに複数の値を選択できるようにする場合は、 [複数の値を許可] を選択します。

  9. 表示オプションを設定します。

    • パラメーターをレポート上部のツール バーに表示する場合は、 [表示] を選択します。

    • パラメーターを非表示にしてツールバーに表示されないようにするには、 [非表示] を選択します。

    • レポートのパブリッシュ後はパラメーターを非表示にし、レポート サーバーで変更できないよう保護する場合は、 [内部] を選択します。 レポート パラメーターは、レポート定義でのみ参照できます。 このオプションを選択した場合は、既定値を設定するか、パラメーターで Null 値を許可するように設定する必要があります。

  10. [OK] を選択します。

Power BI サービスにおけるパラメーターの表示方法を確認するには、「View parameters for paginated reports」(ページ分割されたレポートのパラメーターを表示する) を参照してください。

ページ分割されたレポートのパラメーターの詳細については、「Report parameters in Power BI Report Builder」 (Power BI レポート ビルダーのレポート パラメーター) を参照してください。