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モバイル最適化 Power BI レポートについて

適用対象: Power BI Desktop Power BI サービス

モバイル ユーザーは、Power BI モバイル アプリで任意の Power BI レポート ページを表示できます。 ただし、コンピューターで使用するように設計されたレポートは、電話での読み取りと操作が困難な場合があります。

Power BI では、レポートを作成した後で、レポートのページの追加のモバイル最適化ビューを作成できます。 ページのモバイル最適化されたビューが存在する場合は、モバイル デバイスが縦向きで保持されているときに自動的に表示されます。 ユーザーが、コンピューター上で表示されるように、ページの通常の最適化されていないビューを表示したい場合は、次の画像に示すように、電話を横向きに置くことができます。

モバイルに最適化されたレポート ページが携帯電話で縦向きと横向きでどのように表示されるかを示すスクリーンショット。

Power BI モバイル アプリでは、モバイル最適化されたページを含むレポートが特別なアイコンで示されます。

Power BI モバイル アプリの最適化されたレポート アイコンを示すスクリーンショット。

Note

モバイル向けに最適化されたレポート ビューは、iOS と Android 用の Power BI モバイル アプリを使っている場合にのみ表示されます。 レポートを Web ブラウザーで表示する場合、常に標準の最適化されていないビューで表示されます。

モバイル作成機能

Power BI には、モバイルに最適化されたバージョンのレポートを作成するのに役立つさまざまな機能が用意されています。

  • モバイル レイアウト ビュー。自動的に、または対話型のスマートフォン エミュレーター キャンバスにビジュアルをドラッグ アンド ドロップすることで、モバイル用に最適化されたレポートを作成できます。 対話型キャンバスを使うと、デザイン中にモバイル最適化レポートでボタン、スライサー、視覚化がどのように動作するかをテストできます。
  • モバイル レイアウト ビューのモバイル レイアウトの自動作成オプション (プレビュー)。レイアウト キャンバス上にモバイル用に最適化されたバージョンのレポートが自動的に生成されます。 自動生成されたレイアウトをそのまま使用することも、編集の開始点として使用することもできます。
  • 書式設定ペイン。書式設定を変更することで、レポートのビジュアルを正確に書式設定できます。
  • 小さいモバイル画面での使用に最適化できるビジュアルとスライサー

これらのモバイル作成機能を使うと、モバイル ユーザーにとって意味のある視覚エフェクトだけを選び、再配置し、書式を設定しなおすことができます。これにより、興味を引くものだけが集められた、モバイル デバイスで簡単に読めるレポート ページ ビューを作成できます。

Power BI のモバイル作成機能の詳細を確認し、モバイルで最適化されたレポートの作成を開始するには、「モバイル レイアウト ビュー」を参照してください。

モバイル最適化レポートを発行する

モバイル最適化されたレポートを Power BI Desktop で作成した場合は、デスクトップから Power BI サービスにメイン レポートを発行するだけで済みます。 これにより、モバイル最適化バージョンも同時に発行されます。

Power BI サービスでモバイル最適化されたレポートを作成した場合は、レポートを保存するだけで済みます。