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デスクトップ フローにおける UI 要素のコレクション

組織のユーザーが開発し、それぞれの環境に公開する UI 要素コレクションをデスクトップ フローに含めることができます。

デスクトップ用 Power Automate では、UI 要素とは、さまざまなユーザーインターフェース (デスクトップ アプリケーションまたは Web ページ) から取得し、キャプチャした要素を意味します。 これらの要素には、テキスト フィールド、ボタン、リンク、ターゲット アプリケーション内で操作できるその他の要素が含まれます。

これらの要素をキャプチャした後、それぞれの UI または Web オートメーション アクションに関連付けることができるため、デスクトップ フローのコンテキストで、要素との対応する対話を自動化できます。

以前は、UI 要素は各デスクトップ フローごとに個別にのみ使用可能でした。 つまり、複数のデスクトップ フロー間で要素がまったく同じであったとしても、構築された各デスクトップ フローのコンテキストで個別にキャプチャする必要がありました。 これを回避するために、UI 要素コレクションでは、作成者と管理者が UI 要素の「グループ」を制御および集中管理できるようになりました。これらのグループは、複数のユーザー間で共有したり、再利用可能なコンポーネントとして複数のデスクトップ フローにインポートしたりできます。 このように、たとえばアプリケーションの更新の場合、UI 要素コレクションは 1 回だけ調整するだけで済みます。同じ環境内でこのコレクションを参照するすべてのデスクトップ フローは、その変更を自動的に反映するはずです。

UI 要素のコレクションは環境レベルで存在します。 ベスト プラクティスとして、UI 要素コレクションを展開するときには、「開発 - テスト - 本番」モデルを使用します。

前提条件

  • デスクトップ用 Power Automate 2.43 またはそれ以降。
  • この機能には、Power Automate v2スキーマ が有効になっている環境が必要です。 v1 スキーマ環境では、UI 要素コレクションは使用できません。
  • デスクトップ フローに UI 要素コレクションを含めて使用するには、デスクトップ用 Power Automate のフロー デザイナーにアクセスする必要があるため、アテンド型 RPA ライセンスが必要です。

既知の制限

  • アップロード日は、デスクトップ用 Power Automate 内の資産ライブラリに表示されるものとポータルで異なる場合があります。

次の手順

UI 要素コレクションの作成と公開