Application.ActiveDocument プロパティ (Word)
アクティブなドキュメント (フォーカスされているドキュメント) を表す Document オブジェクトを返します 。 開いているドキュメントが存在しない場合は、エラーが発生します。 読み取り専用です。
注:
アクティブな [保護されたビュー] ウィンドウのドキュメントには、このプロパティを使用してアクセスできません。 代わりに、 ActiveProtectedViewWindow オブジェクトのDocument プロパティを使用します。
構文
式。ActiveDocument
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
例
次の使用例は、作業中の文書の名前を表示します。また、開かれた文書がない場合は、メッセージを表示します。
If Application.Documents.Count >= 1 Then
MsgBox ActiveDocument.Name
Else
MsgBox "No documents are open"
End If
この例では、ポイントの挿入の選択項目を折りたたみ、その選択項目で次の 5 文字の範囲を作成します。
Dim rngTemp As Range
Selection.Collapse Direction:=wdCollapseStart
Set rngTemp = ActiveDocument.Range(Start:=Selection.Start, _
End:=Selection.Start + 5)
この例では、アクティブなドキュメントの先頭にテキストを挿入して、ドキュメントを印刷します。
Dim rngTemp As Range
Set rngTemp = ActiveDocument.Range(Start:=0, End:=0)
With rngTemp
.InsertBefore "Company Report"
.Font.Name = "Arial"
.Font.Size = 24
.InsertParagraphAfter
End With
ActiveDocument.PrintOut
関連項目
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