Trendlines オブジェクト (PowerPoint)
指定されたデータ系列のすべての Trendline オブジェクトのコレクションを表します。
注釈
各 Trendline オブジェクトは、グラフにある近似曲線を表します。 近似曲線は、データ系列のデータの傾向または方向を示します。
例
注:
[!メモ] 次のコードは Microsoft Word 用ですが、少し変更を加えることで PowerPoint に適用できます。
Trendlines コレクションを取得するには、Trendlines メソッドを使用します。 次の使用例は、作業中のドキュメントで最初のグラフにあるデータ系列 1 の近似曲線の数を表示します。
With ActiveDocument.InlineShapes(1)
If .HasChart Then
MsgBox .Chart.SeriesCollection(1).Trendlines.Count
End If
End With
注:
[!メモ] 次のコードは Microsoft Word 用ですが、少し変更を加えることで PowerPoint に適用できます。
新しい近似曲線を作成してデータ系列に追加するには、 Add メソッドを使用します。 次の使用例は、作業中のドキュメントで最初のグラフの最初のデータ系列に線形近似曲線を追加します。
With ActiveDocument.InlineShapes(1)
If .HasChart Then
.Chart.SeriesCollection(1) _
.Trendlines.Add Type:=xlLinear, Name:="Linear Trend"
End If
End With
注:
[!メモ] 次のコードは Microsoft Word 用ですが、少し変更を加えることで PowerPoint に適用できます。
近似曲線 (インデックス) に近似曲線のインデックス番号を使用して、1 つの 近似曲線 オブジェクトを返します。 次の例では、作業中の文書の最初のグラフの最初のデータ系列の近似曲線の種類を変更します。 データ系列に近似曲線があるない場合は、次の使用例は失敗します。
近似曲線のインデックス番号は、データ系列に追加された順序に対応します。 Trendlines(1)
はデータ系列に最初に追加された近似曲線で、 Trendlines(Trendlines.Count)
は最後に追加された近似曲線です。
With ActiveDocument.InlineShapes(1)
If .HasChart Then
.Chart.SeriesCollection(1).Trendlines(1).Type = xlMovingAvg
End If
End With
関連項目
PowerPoint Object Model Reference
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